ガーデンブログ

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アウトドア専門校の実習ガイドでした!

2023/06/30

国際自然環境アウトドア専門学校(新潟県妙高市)の実習が、白馬五竜高山植物園で開催されました!

6月27日 山岳プロ学科
6月28日 自然ガイド・環境保全学科 自然環境保全学科

2日間、それぞれの学科に植物園というフィールドを活用して、

●高山植物の特性や生育環境
●自生地における現状・課題・対策
●生物多様性保全への植物園としての取り組み

こういったことを話題にさせていただきつつ、

●ガイドの際に気を付けていること、裏話な体験談

ガイドも目指す皆様に、自分なりの見解もお伝えいたしました。

午前中はスライド説明、午後はフィールド実習です!

実習担当は、坪井(植物園責任者)でした(写真右)。

写真は、高山植物の女王、コマクサ。最盛期を迎え出しました!

高山の厳しい環境に育つこと、

栽培下では2年で開花するものの、自生地ではもっとかかるだろう、そういったことを話題にしました。

ヒマラヤの青いケシ。こちらは見頃が始まりました!

気候が涼しい場所で無いと栽培が難しい植物であること、

観光客にはやはり大人気ではあること、

自生地の標高や気候のこと、

外国の高山植物であるが、侵略的外来種ではなく、植物園としてエリアを限定して栽培をしていること、

色々と話題にさせていただきました。

植物を知るには、五感で感じることも大切です!

クロユリの匂いを嗅いでいただきました!

実はクロユリは臭いのです。ハエを呼び寄せて受粉するのです。

ユリと名が付いていても、良い匂いがするユリ属とはまた違う仲間の植物なので、匂いも変わるのですね。

こちらは、高山植物イブキジャコウソウ。

ハーブとして知られるタイムと同じ仲間で、良い匂いがします!

植物園イベントとして、これをハーブティーで出してみることもありますが、
植物を育てている植物園だから出来るイベントなのです。

皆様、学びつつも、フィールドを楽しんでいるのも感じられました!

アルプス展望リフトのチケット売り場に飾ってあるのは・・・

モリアオガエルです!

カエル好きのリフトスタッフが展示してくれています!

周辺に生息しているのですが、見かけることは少ないので、ここで見るチャンスでした!

地蔵の沼では、ナナカマドの樹上に泡となっているモリアオガエルの卵が産み付けられていました。

天気予報は雨っぽい感じでしたが、大した雨に降られることもなく、北アルプスも見えることもある梅雨時にしては良い天気でした1

6月27日 山岳プロ学科の皆さん

1年生だそうで、白馬五竜での経験をひとつのきっかけに活かしていただきたいです!

6月28日 自然ガイド・環境保全学科&自然環境保全学科の皆さん

2年生、3年生の混合で、フィールドに慣れている様子が感じられました!

就職先やその後の行動に、今回の体験が活きると嬉しいですね!

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実習の最後に、感想をお訊ねしました!

「高山植物への興味や知識が無かったが、今回の実習で学び知ることが出来た」

「雪が積もる姿が想像できない。冬も来てみたい」

「普段は花があっても通り過ぎてしまう。匂いがすることなど小さい花の面白さがわかった」

「植えてから何年もかかること。達成感があると感じました」

「説明が良かったので、今まで以上に高山植物の興味を持つことが出来た」

「花の話を通して、山に登って植物を見る認識が変わった」

「植物の名前を覚えるのが難しいと感じたが、1つでも2つでも楽しく覚えていきたい」

「今まで意識したことが無かったことが多かった。知ることが出来ると嬉しい」

「登山の新しい楽しみがわかった」

「自然保護をしている植物園で、名前や知識を増やすことが出来た」

「足が悪いのですが、ゆっくり登って見ることが出来た」

「今回は実習なので時間が少なかったが、ゆっくりじっくりと見てみたい」

「植物の勉強として、違う花の季節にも来てみたい」

「今日とは違う雰囲気の植物園も見てみたい」

「写真もじっくりと撮ってみたい」

「山に登れない人も楽しく花を見られる場所だと感じた」

「山に登るのですが、高山植物を見る機会は少なかった。今回はじっくりと見られた」

「植物を植えたり、展示する努力を感じた」

「高山植物を見たこと無かったが、これがそうだったんだと感じた」

「今日見た植物だけでなく、違う季節など、全制覇したいと思った」

 

私自身も、良い体験になりました!

さらに良い植物園となるよう、努めさせていただきます!

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国際自然環境アウトドア専門学校 i-nac ホームページ

https://www.i-nac.ac.jp/

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ゴンドラを降りてからも、チョウが沢山いました。

学生だけでなく、特に先生が熱心に撮影、観察されていました!!

私がガイドや講演の際につけている、コマクサのループタイ。

学生の方からお訊ねいただきましたが、ちょっとした演出のアイテムです。

こういうのは売っていないので手作りするのです! 材料は天然素材のアイボリー。

皆様、それぞれのスタイルを生み出してくださいませ!

 

青いケシ&コマクサ開花!そして安全祈願祭開催

2023/06/23

ヒマラヤの青いケシ、咲きました!

青いケシの見ごろは、6月下旬から7月中旬ごろ。

7月上旬が一番キレイかな、と思います!

※本記事の写真は全て、本日2023年6月23日の撮影です。

今年は雪解けが早い年だったのですが、結局のところ、例年なみの開花始まりになったようです!

つぼみが割れるところも美しい姿です!

外国の植物エリア(スイスアルプス・ヒマラヤエリア)の、森に近いところで咲き始めました!

本日は、安全祈願祭もあり、新聞社の方もちょうど来られていました。

葉っぱがモサモサしたのが全て青いケシ。

全ての株で咲くわけでは無いですが、花茎が伸びているのが見て取れます!

これだけ葉っぱが茂った株から、果たしてどれだけ花が咲いてくれるか!

植物園の広場では、黄色いケシが咲きつつ、青いケシも花が咲きそうです! ↓

つぼみが伸びてきているのが見えるでしょうか!?

ゴンドラを降りてすぐ、青いケシに出会うことが出来るのです!

注目度の高い青いケシ。

またSNSやブログなどで情報をお知らせいたします!!

そして、コマクサの花もいち早く最盛期を迎えだしました!

白花コマクサも咲き始めています!

何となく撮ると、こんな感じです。

アップで撮るよりも、開花の情報を求めている方は、こんな写真も参考になるでしょうか!

雨と霧の中のコマクサ群生地。歩道の両側でどんどん咲いてきます!

一番数が多いのは7月中旬ごろですが、今の季節は枯れた花が無い分、写真を撮るのに向いているタイミングですね!

さて、広場の絶滅危惧種コーナーでは、アツモリソウ類がまだ咲いています!

開花が早かったレブンアツモリソウは、花が終わった感じですが・・・

ホテイアツモリソウや・・・

キバナアツモリソウは、まだ良い感じです!

広場でも、スイスアルプス3大名花、咲いています!

ツツジの仲間の、アルペンローゼ

リンドウの仲間の、ゲンチアナ

言わずとしれたエーデルワイス!

エーデルワイスは、実は早めに開花させた株を植えたのです・・・!

本来の見ごろは7月中旬ごろから。

開花を調整できたため、広場ではアルプス3大名花が揃いました!!!

植物園のスタッフは、日々こういった努力をしているのですが・・・そんな様子を感じ取ってもらえたら幸いです!

アルペンローゼですが、植物園の中腹の外国の植物エリアでは、よく咲いてくれています。

特に、この木を移植したスタッフの腕が良かったようです!!!

7月になると花が終わってしまうので・・・早めにどうぞ!

広場の絶滅危惧種コーナーでは、シコタンハコベなどが咲いていますが・・・ ↓

一輪咲いたツクモグサ。こちらは花が終わってしまったようです。

また来年咲くかどうか。お楽しみに!

広場の端では、クリンソウが咲いています!

今まで無かった場所に苗を育てて、今年から良く咲いてくれるようになりました!

湿った場所が好きで・・・ジメジメした建物の壁沿いにも良く育っています。

まずは増やして、良い場所にさらに植え替えて、進歩させていきます!

クロユリの花も、見頃が続いています!

ゴゼンタチバナの花も、足元でキレイに咲いています!

チングルマはタネになっていますが、雨に濡れた姿も素敵です!

ハイマツの陰にコッソリと咲くリンネソウ。

ちょっとマニア向けな植物ですが、さりげなく咲いています!

タカネツメクサも咲き始めました。

見分けがつきにくい植物も、植物園なので看板をつけてあり、違いを見るのも面白いです!

ブナ林の入口では、キヌガサソウが、まだ花を咲かせてくれています!

ブナ林の中では、ギンリョウソウが咲き始めました!

野生の植物で、栽培が不可能な仲間ですが、環境を良くすることで増えてくれています!

本日は、安全祈願祭でした。

白馬村の長谷寺の和尚様が来られ、山岳関係者が集まることとなりました。

本来は地蔵ケルンで行うのですが、雨天だったため、山頂レストランにて行いました。

今年も無事にシーズンを過ごせると良いですね。

安全祈願祭の前後には、関係者の方々に植物園を見ていただきました。

普段なかなか来られない方も多く、最近の五竜の取り組み、絶滅危惧種の保全活動などについて、広く知っていただく良い機会にもなりました。

見た目の通り、スーツ率が高い集団ではありますが、白馬の山岳、高山植物といえど、このような格好でも親しめる場所なのです!

明日、6月24日から白馬五竜高山植物園が通常開園となります。

多くの皆様のお越しを、たくさんの植物たちと共に、お待ちしております!

 

超快晴!FM長野トレッキングでした!

2023/06/17

本日6月17日(土)は、超快晴でした!!梅雨はどこへ!

地蔵ケルン手前の展望デッキからの景色。空と山の色が眩しいです!

本日は、FM長野のトレッキングイベントがあり、長野県内の皆様をご案内させていただきました!

FM長野の人気パーソナリティー、伊織さんと歩くガイドでした!

(写真右手の青い帽子が伊織さんです!)

「高山植物先取り観察会」

6月24日の通常開園を前にした、早期開園に咲く花たちに会いに行こう!!

そんな趣旨で開催されたイベントでした!

応募され、当選された40名の参加者の皆様がいらっしゃいました!

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今回見られた花たちは・・・

アツモリソウの仲間たちがキレイに咲き・・・!

コマクサもどんどん咲き・・・!

(群生している様子は、ガイド中で写真に撮り損ねてしまいました)

コマクサの近縁種、タイツリソウ。ハートの形に見えてきます♡

クロユリも満開です!

ひとこと断ってから、皆さまに匂いを嗅いでいただきました。

受粉にハエを集めるため、良い匂いでは無いのです・・・

そんな話題を重ねながら、初夏の植物園をご案内させていただきました!

ガイドを終えての広場でのひと時。

高山植物の無料苗配布、販売苗など、皆さま良くみていただきました!

身近に植物を手元に置いてみたい・・・と、参加者の多くの方に立ち寄っていただきました!

最初から最後まで、超快晴!

植物のこと、山のこと、植物園ならではのこと、色々とご案内させていただきながら、楽しく歩かせていただきました!

ゴンドラを降りて、貸し切りレストランで特製ランチをいただき・・・

抽選会も開催しました!

伊織さんセレクトのプレゼントもありました!

梅雨の晴れ間のひと時。

大変すばらしい一日となりました!

毎週水曜日、FM長野にて、8:35頃から「アルプス平通信」という名前で、白馬五竜高山植物の情報をリアルタイムで配信しています!

FM長野と白馬五竜高山植物園、今後もご注目くださいませ!

参加者の皆様、ありがとうございました!

 

 

 

牧野富太郎博士ゆかりの高知県を訪ねました

2023/06/08

2023年5月29日~31日 公益社団法人日本植物園協会

年1回の総会、研究発表会、植物園見学会があり、高知県まで行ってきました!

今回の開催は、高知県立牧野植物園。

高知県出身で日本における近代植物分類学の礎を築いた牧野富太郎博士の業績を伝えるために作られました(1958年開園)。

牧野博士は、NHK朝ドラ「らんまん」のモデルであり、いま改めて注目されていますね!

「植物園をつくるなら五台山がええ」という牧野博士の言葉もあったようで、
正面のポコッとした山の山頂部分に植物園が作られました。。

高知市の中心部分と、空港の間くらいに位置しています。

入口部分の様子。

カフェやショップも併設された素敵な雰囲気です!

植物園だけでなく目を引くのが、建築としての面白さ。

内藤廣氏の設計によるもので、曲線を多用した建物が特徴的でした。

「どこが見どころですか??」と、聞ける場所が
入口付近にあるのは素晴らしいですね!

植物園の散策前に、集まっての概要説明です。

川原信夫園長からのご挨拶。気さくな雰囲気で説明いただきました!

前日には、秋篠宮さまが来園されたこともテレビのニュースで放映されていました。

植物園は3班にわかれての行動。

職員の藤井さんにご案内いただきました。

日々、植物の現場を管理されている藤井さんの話はとても興味深い内容でした。

「土佐の植物生態園」の一部分。

植物園入口の部分には、地域の植生の再現がされていました。

いかに自然らしく見せるかの管理について、苦労とこだわりを感じました。

朝ドラ「らんまん」で有名になったバイカオウレン。

やはり注目度は高いようです!

バイカオウレンを、どのように育てているか・・・

手前部分に育てているのですが、奥とは違ってコケが生えるようになっています。

適した土質に変えたことなど、興味深く拝聴いたしました。

絶滅危惧種の野生ラン「ガンゼキラン」の展示。

2023年は5月13日~19日の期間、一般公開されていました。

(今回は、視察見学として特別に立ち入りさせていただきました)

希少な植物を保全し、一般公開する。植物園の役割として大切なものです。

斜面の場所が、ガンゼキランには適しているのでしょうね。

それにしても僅かな個体から、これだけの群生を作り、維持していく・・・

改めて植物園の役割と技術の必要性を感じました!

それにしても、藤井さんの話題の尽きないこと・・・

植物のこと、管理のこと、この場所ならではのこと、技術職員としての話題はもちろん、人を惹きつける飽きない話し方も素晴らしいものでした!

温室の入り口「みどりの塔」

思わず引き込まれ、何枚も写真を撮ってしまいました。

太古の世界を表現しているようで、こういった景観を狙って創り出すのはすごいですね!

カンラン(寒蘭)という伝統的な園芸植物があるのですが、展示場所として、紹介する場所として、独立した建物がありました。

 

今回は開花期では無かったのですが、葉の姿の展示や、カンランの魅力など、しかと伝わりました。

植物園にあった、牧野博士の像。

像の周りは花菖蒲で彩られていました。

植物園の展示は勿論のこと、牧野博士の展示が充実しています。

書斎を表現した場所。リアルです!

牧野富太郎の功績を伝える植物園の展示。しっかりと感じさせていただきました!

高知県立牧野植物園は、地域を重視した植物の展示栽培、研究施設、標本庫なども揃い、植物園としての在るべき姿を体現している植物園だと改めて感じました。

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次の日は、牧野富太郎の生誕地である高知県の佐川町を訪ねてみました。

素敵に彩られたマンホール。何種類かありました!

牧野富太郎ふるさと館。

生家の跡地に再現された建物で、中が展示施設にもなっています。

佐川町の景観と共に訪ねてみるのも良い場所です!

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今年は、NHK朝ドラで牧野富太郎博士がクローズアップされ、植物園に訪れる方も増えているようです。

そんなタイミングで高知県を訪れる機会があったのは嬉しいことです。

牧野博士の想いを感じながら、改めて植物と向き合っていこうと感じました!

6月3、4日は早期開園!素敵な花たち咲いています!

2023/06/02

本記事の写真は、全て2023年6月2日に撮影したものです。
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いよいよ6月!

白馬五竜高山植物園は、6月前半の土日に早期開園を行います!!

早期開園:6月3、4、10、11、17、18日(土日)

通常開園:6月24日(土)~10月22日(日)

早期開園の魅力は、雪解け直後に咲く、貴重な植物を見ることが出来るのです!!

今年は雪解けが早い年で、花も早めですが、6月ならではの植物たちが咲いています!!

サンカヨウ 雨に濡れると透けることで有名になりました!
6月3、4日の機会では、花が見られそうです!

サンカヨウは先週の方が開花が多かったのですが、まだ良い花が残ってそうです!

シラネアオイ ピンクの大きな花が素敵です!

シラネアオイも、まとまって咲いているところがあったりと、鮮やかな花です!

ミヤマオダマキ 高山性のオダマキ。紫色が良く目立ちます!

チングルマ 高山植物で有名なひとつ。花が見られる期間は意外と短いのです!

クロユリは、少しまだ早くつぼみでした。来週あたりからどんどん咲きそうです!

オオバキスミレ こちらも開花が早い植物で、早くも開花終盤になってしまいましたが、足元に咲いています!

ミツバオウレン 植物博士の牧野富太郎で有名になったのはバイカオウレンですが、こちらは三つ葉のミツバオウレンです。

足元に小さく咲いている種類のひとつですね。

ユウバリソウ 北海道の絶滅危惧種、ウルップソウの仲間です。広場で咲いています!

ハイツメクサ 白馬の絶滅危惧種の保全目的で育てている植物。

まず見られない逸品ですが・・・↓

なかなか小さい花です。

高山でよく見られるイワツメクサよりも小さく・・・けれど珍しい植物には間違いないのです!

タカネキンポウゲ こちらも絶滅危惧種の保全で育てている、白馬の特産種とも言える植物です。

ですが・・・今回の雨で花が全て散ってしまいました・・・!

開花時期をずらして咲かせた苗が若干あるので、展示でお目にかかれるかもしれません。

ツクシの群れ 高山植物では無いですが・・・

そして「雑草」として取らねばならないのですが・・・

こういった植物の姿も早期開園ならではです。

「ツクシの伸びている季節」ということで、植物としては「春」であることを感じ取ってください・・・

早期開園ならではの植物たちの花看板をつけました!

・・・

さて、外国の植物に入ります ↓

ロードデンドロン・ウィリアムシアナム

ヒマラヤ区に咲いています。薄いピンク色がキレイなシャクナゲの仲間です!

プリムラ・ロゼア

ヒマラヤ区に咲いています。サクラソウの仲間で群生するのが目立ちます!

早期開園では開花バッチリのことが多いですが、開花が早く最盛期が過ぎてしまいました・・・

ベルゲニア・プルプラッセンス

ヒマラヤ区に咲いています。いわゆる「ヒマラヤユキノシタ」の仲間で、これから花数が増えて行きそうです!

プルサティラ・ブルガリス

アルプス区に咲いています。セイヨウオキナグサとして知られ、日本のオキナグサと比べて色んな色が楽しめます!

ヒマラヤの青いケシ 開花の予想は6月下旬から。

花はこれからですが、葉がしっかりと伸びてきています!

今年はどれだけの花を咲かせてくれるか・・・

また開花情報などを気にしていてください!

・・・

さて、再び日本の植物に戻ります。

ブナ林の入口あたりの植物たちは・・・ ↓

ウド 山菜で有名な植物です。周辺に自生しているのです。

こちらはあくまでも「展示植物」。採集はご遠慮ください!

※植物園スタッフが定期的に「剪定」を行います!!

ブナ林の入口ではシラネアオイが満開です!

雨の日でも花たちはイキイキとしています!

濡れた花たちも、なかなか素敵なのです。

キヌガサソウ 自生で見るには、山奥まで行かねばなりません。

早期開園ならではの植物のひとつです!

ツバメオモト 広い葉と白い花が印象的で、こちらも早く開花が終わってしまう、今ならではの植物です!

・・・

ブナ林を抜けると、再び様々な高山植物に出会えます! ↓

ミネズオウ 高山性の低木ですが、雪解け間もなく一斉に花を咲かせます!

ミネズオウ、ご覧の通り小さい花ですが、遠目に見ても星型の花が鮮やかな植物です!

イワヒゲ 小さくてもツツジの低木なのです。

岩場にヒゲみたいな葉を伸ばすのでイワヒゲです!

チョウノスケソウ こちらも開花がとても早く、夏に登山をしても花が終わっていることが多いです。

こういった植物を気軽に見られるのが高山植物園なのです!

シロウマアサツキ 白馬の名がついた、野生のネギの仲間です。

つぼみがついてもうすぐ開花・・・と思ったら、葉やつぼみをサルに食べられてしまいました・・・

美味しいネギの味がするのですが、サルの好みなのか・・・

ハクサンコザクラ 湿った環境に育つ高山性のサクラソウの仲間です。

山に登ると雪解け直後の場所から可愛らしい姿を見せてくれる植物です!

キバナシャクナゲ 高山の厳しい稜線に育つようなシャクナゲです。

薄い黄色の花が、濡れて透けたようにも見えてきます。来週には花が終わってしまいそうな短い期間のみ楽しめる植物です!

ハクサンイチゲ 高山では条件が合うと群生する姿を見ることが出来る高山植物の代表格です!

ハクサンイチゲ(白)とシナノキンバイ(黄)のお花畑。

高山らしい景観を目指して、花畑をつくり、ここ3年ほど良い姿を見せてくれるようになりました!

こちらも早期開園ならではの植物です!

晴れると、向こう側に白馬三山が見えるのですが・・・明日は山が見えるかどうか!

ミヤマアズマギク 高山の植物は風当りが強い場所に多く咲き背が低いものが多いのです!

ウルップソウ こちらも見た目の割には、雪解け直後に一気に育ち早く咲いてしまう植物です。

高山植物らしい植物で、早期開園の指名率NO.1はウルップソウなのかな・・・と感じています!

コマクサ 白馬五竜高山植物園を代表する植物です!

開花が早い場所では咲き始めました!

花の期間は8月ごろまでと意外と長く花が楽しめるのですが、この季節の花は枯れた花が少なく写真がキレイに撮れるのです!

雨に濡れた姿も素敵なのです。

開園準備の今日は雨ですが、雨でも楽しめるのが植物園。

皆様のお越しをお待ちしております!

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アルプス平広場にて、早期開園イベントとして、
大人気の高山植物苗の無料配布、そして苗の即売会も行います。

なかなか流通しない苗もありますので、お早めにご来園ください!

まあ、学芸員ガイドも予定しています。
まだまだ参加枠がありますので是非ご応募ください!ご参加お待ちしております
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/info/2023/3862

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【2023年4月20日】カタクリ見頃!

2023/04/20

2023年4月20日、五竜かたくり苑のカタクリが、見ごろを迎えました!

今年は、全国的にも記録的にサクラが早かったりと、暖かい春ですが、

同じくカタクリの花も例年よりも早く見頃を迎えました!

(例年は4月下旬のGW頃です)

カタクリが見ごろ言っても、木々の新緑はまだこれから。

白馬は、これからが春本番です!

地域の観光組合の方々の手入れによるもので、焼かれたカヤの隙間からカタクリが花を咲かせています!

周辺の花としては、キクザキイチゲも綺麗です!

ニリンソウの花も周辺で咲き出しています!

キクザキイチゲ→カタクリ→ニリンソウの順番に花を咲かせてくれます。

五竜かたくり苑へ行く途中では、キクザキイチゲの囲まれたカタクリが見られる場所もあります。

白馬の春の散歩。ごゆっくりとどうぞ!

【2022年11月6日】営業最終日でした!

2022/11/06

写真は全て2022年11月6日撮影のものです。

本日11月6日は営業最終日!最高の秋晴れの中、冠雪の北アルプスは初冬の装いを見せてくれました!

※通常営業は10月23日まで。10月29、30日、11月5、6日と秋の臨時営業でした。

日陰の植物は昼頃まで凍り付いているものでして・・・

写真は、高山植物ツクモグサ。

大切に育てている絶滅危惧種ですが・・・
来年は初開花となるか・・・すごく気になるところです!!

昼頃もとても良い天気。

白馬山麓の紅葉がとても見頃ですね!

今年も良く花が咲き、多くの方にお越しいただきました。

白馬五竜高山植物園、日々良くなるよう努めているところです。

今シーズン、ありがとうございました!

また来シーズンも、よろしくお願いいたします!

【2022年10月20日】紅葉ピークです!

2022/10/20

例年、10月頭から最盛期が始まる白馬五竜の紅葉。

今年はやや遅めのこともあり、今がピークのようです!!

(一眼のメモリーカードを忘れて・・・スマホ撮影です!)

ゴンドラからの紅葉は文句無し!!

ブナの黄色が鮮やかです!

19日の朝には北アルプスが冠雪したのです!

今日20日の朝でも、まだ雪の白さが見えました!

寒いけれど、秋晴れの良い天気。

日陰は寒いですが、歩くと日向は暖かいくらいです。

・・・

植物園の通常営業は10月23日(日)までですが、

10月29・30日(土日)、11月5・6日(土日)、秋の臨時営業を行います!!

→臨時営業のお知らせ
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/info/2022/3755

紅葉の移り変わりの美しさ・・・ぜひご覧くださいませ!!

 

【開催報告】絶滅危惧種の保全 成果報告会

2022/09/29

2022年9月25日(日)、26日(月)の日程で、
絶滅危惧種の保全 成果報告会 開催しました!

白馬五竜高山植物園の近年の取り組みを知っていただく講演会&見学会イベントでした。

絶滅危惧種をテーマとしつつ、

植物園による域外保全(栽培の事例)、現地の調査

ライチョウや高山蝶の食草の栽培などについても紹介させていただきました!

まず最初は私、白馬五竜高山植物園の坪井からの話とさせていただきました。

今回は主に「域外保全」がテーマです。もちろん「域内保全」も大切ですが。

白馬岳周辺での調査報告が主となる内容でした。

報告をする分、今まで注目されていなかった植物が知れることにもなりますので、この点は特に大切かなと思っています。

※ブログ記事最後の方に、講演スライドの主だったスライドを掲載しています。

会場には、絶滅危惧種の栽培苗、植物標本なども展示させていただきました!

百聞は一見にしかず。やはり実物を見ていただくのが良いのです!

(更なる実物は、午後の植物園見学会で見ていただきました)

左は、種子から育てた植物の標本。

右は、この夏採取したばかりの植物標本。国立科学博物館に送付前の貴重な標本でした。

今回は講演に先立ち、環境省信越自然環境事務所の酒向所長にご挨拶をいただきました。

丸山白馬村長にも、講演後にご挨拶をいただきました。

白馬における先進的な取り組みを広く知っていただきたいところです!

村井良徳氏(国立科学博物館 筑波実験植物園)による講演です。

全国的な調査の話題や、植物園として取り組む事例の紹介をいただきました。

尾関雅章氏(長野県環境保全研究所)による講演です。

長野県内の事例を中心に、県内、白馬の自然を再認識する内容を説明していただきました。

信州大学名誉教授であり、白馬五竜高山植物園の顧問でもある、土田勝義氏による講演です。

白馬五竜高山植物園との関わりや進展、過去から今まで行われている白馬の調査事例などについて説明していただきました。

東アジア野生植物研究会を主宰し、白馬五竜高山植物園の顧問でもある森和男氏。

講演や、講演の前後には数多くの貴重な書籍を紹介いただきました。

森氏所蔵の書籍のごく一部ですが、どれをとっても非常に価値のある事実が書かれています。

植物園見学会の前にも、書籍から見える先人の事例や、森氏の取り組む石川県の白山高山植物園の実情なども紹介していただきました。

植物園見学会はビジターセンター集合にて、まずはパネルで白馬五竜のことを知っていただきます。

そしてすぐ外にある絶滅危惧種の域外保全コーナーでの事例紹介です。

屋外に展示植栽する際の苦労、経験談など紹介させていただきました。

ストックで指す岩のあたり・・・白馬三山の形を模したのがわかりますでしょうか・・・!?

こちらは、高山蝶タカネヒカゲの幼虫の飼育の様子です。

指の先には・・・

まだ、これだけ小さい幼虫がいます。

食草の栽培と、越冬試験と、高山に近い植物園の環境で実施しています。

今年度からの取り組みなので、次年度以降も無事に育つことを祈るばかりです。

植物園の自然を再現したエリアについて紹介させていただいたり・・・

コマクサの管理手法など、植物管理の裏側についても紹介させていただきました。

今回は、平日、休日との2回にわけた開催を試してみました。

それぞれで30人ほどの方が来て下さり、白馬五竜の現状を説明させていただく大変良い機会になりました。

「成果報告会」と題した講演会イベントは、今後も継続していきます。

続けていくことで植物に関わる、興味のある方たちの交流の場ともなれば・・・と思っています!

今後も白馬五竜の取り組みについて、ご注目くださいませ!

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下記に、白馬五竜高山植物園の坪井によるスライドの大半を掲載します。

スライドだけでは伝わりきらない内容ですが・・・雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。

【2022年7月21日】ニッコウキスゲ、とても良いです!

2022/07/22

本記事の写真は、全て2022年7月21日に撮影したものです。

7月も後半。夏真っ盛りです!!

アルプス展望ペアリフトから眺めるニッコウキスゲの群生が見事です!!

リフトに乗りながら見ると、こんな感じです。

毎年良く咲いてくれる場所ですが、今年は特に花が多いような気がします!

なかなか圧巻の密度です!

まだつぼみのものもあるので、もうしばらく楽しめそうですね!(7月末くらい)

五竜岳が時折顔を覗かせる日でした。

湧き立つ雲の向こうに見える八方尾根と白馬三山。

こんな日に登山をしたら、どんな感じなんでしょうね!

コマクサの群生も、まだまだ見頃が続きそうです!

本日の一番美人の青いケシ。

まだ咲きそうなつぼみもあるので、7月末まで花はあると思います。

植物園でもニッコウキスゲの花が盛りを迎えています!

そして、今年も始まりました「いがりまさし お花畑ストリートライブ」!

植物図鑑なども執筆される、自然系映像音楽作家いがりまさし氏。

リケーナの素敵な音色が植物園内に響き渡ります!

夏真っ盛りの白馬五竜高山植物園。

皆様のお越しをお待ちしております!!