緑の調律日誌

緑の調律日誌

【2022年11月6日】営業最終日でした!

2022/11/06

写真は全て2022年11月6日撮影のものです。

本日11月6日は営業最終日!最高の秋晴れの中、冠雪の北アルプスは初冬の装いを見せてくれました!

※通常営業は10月23日まで。10月29、30日、11月5、6日と秋の臨時営業でした。

日陰の植物は昼頃まで凍り付いているものでして・・・

写真は、高山植物ツクモグサ。

大切に育てている絶滅危惧種ですが・・・
来年は初開花となるか・・・すごく気になるところです!!

昼頃もとても良い天気。

白馬山麓の紅葉がとても見頃ですね!

今年も良く花が咲き、多くの方にお越しいただきました。

白馬五竜高山植物園、日々良くなるよう努めているところです。

今シーズン、ありがとうございました!

また来シーズンも、よろしくお願いいたします!

【2022年10月20日】紅葉ピークです!

2022/10/20

例年、10月頭から最盛期が始まる白馬五竜の紅葉。

今年はやや遅めのこともあり、今がピークのようです!!

(一眼のメモリーカードを忘れて・・・スマホ撮影です!)

ゴンドラからの紅葉は文句無し!!

ブナの黄色が鮮やかです!

19日の朝には北アルプスが冠雪したのです!

今日20日の朝でも、まだ雪の白さが見えました!

寒いけれど、秋晴れの良い天気。

日陰は寒いですが、歩くと日向は暖かいくらいです。

・・・

植物園の通常営業は10月23日(日)までですが、

10月29・30日(土日)、11月5・6日(土日)、秋の臨時営業を行います!!

→臨時営業のお知らせ
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/info/2022/3755

紅葉の移り変わりの美しさ・・・ぜひご覧くださいませ!!

 

【開催報告】絶滅危惧種の保全 成果報告会

2022/09/29

2022年9月25日(日)、26日(月)の日程で、
絶滅危惧種の保全 成果報告会 開催しました!

白馬五竜高山植物園の近年の取り組みを知っていただく講演会&見学会イベントでした。

絶滅危惧種をテーマとしつつ、

植物園による域外保全(栽培の事例)、現地の調査

ライチョウや高山蝶の食草の栽培などについても紹介させていただきました!

まず最初は私、白馬五竜高山植物園の坪井からの話とさせていただきました。

今回は主に「域外保全」がテーマです。もちろん「域内保全」も大切ですが。

白馬岳周辺での調査報告が主となる内容でした。

報告をする分、今まで注目されていなかった植物が知れることにもなりますので、この点は特に大切かなと思っています。

※ブログ記事最後の方に、講演スライドの主だったスライドを掲載しています。

会場には、絶滅危惧種の栽培苗、植物標本なども展示させていただきました!

百聞は一見にしかず。やはり実物を見ていただくのが良いのです!

(更なる実物は、午後の植物園見学会で見ていただきました)

左は、種子から育てた植物の標本。

右は、この夏採取したばかりの植物標本。国立科学博物館に送付前の貴重な標本でした。

今回は講演に先立ち、環境省信越自然環境事務所の酒向所長にご挨拶をいただきました。

丸山白馬村長にも、講演後にご挨拶をいただきました。

白馬における先進的な取り組みを広く知っていただきたいところです!

村井良徳氏(国立科学博物館 筑波実験植物園)による講演です。

全国的な調査の話題や、植物園として取り組む事例の紹介をいただきました。

尾関雅章氏(長野県環境保全研究所)による講演です。

長野県内の事例を中心に、県内、白馬の自然を再認識する内容を説明していただきました。

信州大学名誉教授であり、白馬五竜高山植物園の顧問でもある、土田勝義氏による講演です。

白馬五竜高山植物園との関わりや進展、過去から今まで行われている白馬の調査事例などについて説明していただきました。

東アジア野生植物研究会を主宰し、白馬五竜高山植物園の顧問でもある森和男氏。

講演や、講演の前後には数多くの貴重な書籍を紹介いただきました。

森氏所蔵の書籍のごく一部ですが、どれをとっても非常に価値のある事実が書かれています。

植物園見学会の前にも、書籍から見える先人の事例や、森氏の取り組む石川県の白山高山植物園の実情なども紹介していただきました。

植物園見学会はビジターセンター集合にて、まずはパネルで白馬五竜のことを知っていただきます。

そしてすぐ外にある絶滅危惧種の域外保全コーナーでの事例紹介です。

屋外に展示植栽する際の苦労、経験談など紹介させていただきました。

ストックで指す岩のあたり・・・白馬三山の形を模したのがわかりますでしょうか・・・!?

こちらは、高山蝶タカネヒカゲの幼虫の飼育の様子です。

指の先には・・・

まだ、これだけ小さい幼虫がいます。

食草の栽培と、越冬試験と、高山に近い植物園の環境で実施しています。

今年度からの取り組みなので、次年度以降も無事に育つことを祈るばかりです。

植物園の自然を再現したエリアについて紹介させていただいたり・・・

コマクサの管理手法など、植物管理の裏側についても紹介させていただきました。

今回は、平日、休日との2回にわけた開催を試してみました。

それぞれで30人ほどの方が来て下さり、白馬五竜の現状を説明させていただく大変良い機会になりました。

「成果報告会」と題した講演会イベントは、今後も継続していきます。

続けていくことで植物に関わる、興味のある方たちの交流の場ともなれば・・・と思っています!

今後も白馬五竜の取り組みについて、ご注目くださいませ!

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下記に、白馬五竜高山植物園の坪井によるスライドの大半を掲載します。

スライドだけでは伝わりきらない内容ですが・・・雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。

【2022年7月21日】ニッコウキスゲ、とても良いです!

2022/07/22

本記事の写真は、全て2022年7月21日に撮影したものです。

7月も後半。夏真っ盛りです!!

アルプス展望ペアリフトから眺めるニッコウキスゲの群生が見事です!!

リフトに乗りながら見ると、こんな感じです。

毎年良く咲いてくれる場所ですが、今年は特に花が多いような気がします!

なかなか圧巻の密度です!

まだつぼみのものもあるので、もうしばらく楽しめそうですね!(7月末くらい)

五竜岳が時折顔を覗かせる日でした。

湧き立つ雲の向こうに見える八方尾根と白馬三山。

こんな日に登山をしたら、どんな感じなんでしょうね!

コマクサの群生も、まだまだ見頃が続きそうです!

本日の一番美人の青いケシ。

まだ咲きそうなつぼみもあるので、7月末まで花はあると思います。

植物園でもニッコウキスゲの花が盛りを迎えています!

そして、今年も始まりました「いがりまさし お花畑ストリートライブ」!

植物図鑑なども執筆される、自然系映像音楽作家いがりまさし氏。

リケーナの素敵な音色が植物園内に響き渡ります!

夏真っ盛りの白馬五竜高山植物園。

皆様のお越しをお待ちしております!!

 

【2022年7月7日】夏の始まり!コマクサ見頃です!

2022/07/07

本記事の写真は全て2022年7月7日に撮影したものです。

紹介したい内容を要約しますと・・・

コマクサ見頃です!青いケシ咲きました!ニッコウキスゲは今から最高の季節です!

本日は雲が多いものの良く晴れてくれました!

植物園上部のコマクサが最盛期に入りました!

密度が濃く、7月中はこんな景色が続くでしょう!

同じ場所を俯瞰的にみると、こんな感じです。

右の方は、新たな高山植物のエリアを造るべく、造成を加えています。
今後にご期待くださいませ!

今年もコマクサは良く咲いてくれました!

花も多く、鮮やかな姿を見せてくれます!

稀に、白花コマクサもありますので、探してみて下さい!

受粉に一役かう、マルハナバチ。

マルハナバチ君は、種子の実りを担う、植物園のスタッフのようなものです!

 

こちらは、コマクサの近縁種、タイツリソウ。

植物園の広場で咲いています。

似てるけど、何か違う・・・その雰囲気をお楽しみください!

ヒマラヤの青いケシ、咲き始めました!

やっぱり、この青さはいいですね!

花によって顔つきが違います。それを覗き込むのも楽しいのです。

今の段階では咲きはじめ。開花は10株くらいでしょうか。

これから日増しに増えていくかと思います。

こちらは、ユリに近い仲間の、ノモカリス・フォレスティ。

ピンクのヒョウ柄の雰囲気が楽しませてくれます。

珍しい植物が咲いています。

ショウキラン。野生ランの仲間です。

植物園の「ブナ林」のあたりで見られます。

自然発生したものです。そもそも栽培自体が困難な野生ランなのです。

周辺のわかりづらいところの自生を見たことがあるのですが、嬉しいことにわかりやすい場所に咲いてくれました!

アルプス平自然遊歩道の方では、ニッコウキスゲが良い雰囲気です!

前写真と同じ場所を、違う方向から撮ったものです。

自生のニッコウキスゲの見頃が始まりました!

こうしてみると、つぼみがまだ多い季節です。

海の日連休あたりは、ちょうど最盛期でしょうか!

現在で3分咲きくらい。ご期待ください!

地蔵の沼の方でも、ニッコウキスゲの開花が進んでいます!

こちらの方は、開花が少々早く、最盛期に近いくらいでしょうか。

雪解けに開花が左右されつつも、どこかの場所で最盛期という景色に出会いやすくもなります。

本日は、白馬五竜観光組合の皆様によるボランティア除草が行われました。

植物園内のニッコウキスゲの管理です。

自生のニッコウキスゲはもちろん良いのは感じつつ、

植栽のニッコウキスゲも鮮やかで見やすい場所となるよう、日々努めているのです!

アルプス展望ペアリフトから降りる歩道沿いには、ミヤマトキソウが咲いていました。

地蔵の沼近くの湿原では、アサヒランが咲いていました。

こちらは数が少なく、運が良くないと出会えないのですが・・・

見かけたらラッキー、くらいで探してみて下さい。

(望遠レンズでの撮影です。湿原への立ち入りはご遠慮ください)

今日は、なかなか山が見えるタイミングが少ない日でしたが、

最近の梅雨明けと共に好天が続いているところです。

植物園の花も最盛期が始まりました!

ぜひとも白馬五竜まで足をお運びくださいませ!

植物園の展望レストランあるぷす360

地元大町市美麻産の花豆を使用した、ソフトクリームがオススメです!!

散策疲れのご褒美にどうぞ・・・!!!

 

【2022年6月4日】早期開園、雪解けの高山植物たち!

2022/06/04

本記事の写真は、全て2022年6月4日に撮影したものです。

本日6月4日、白馬五竜高山植物園、今年度最初の開園日です!

早期開園:6月4、5、11、12、18、19日(土日)
通常開園:6月25日(土)~10月23日(日)

朝は山が見えませんでしたが、次第に北アルプスが良く見える天気になりました!

そして、植物園広場には、まだ雪が残っています!

雪の大谷、ではなく小谷とも呼ぶべき道も切ってあります!

ゴンドラを降りたばかりの場所で、雪に触ることが出来るのです!

6月は、雪解けに咲く珍しい高山植物が多い季節です。

今日も、植物大好きなお客様が多く来られているように感じました!

もちろん花だけでなく、新緑と残雪の景色を楽しむのも良いタイミングです!

外国の植物コーナー、スイスアルプス・ヒマラヤエリアの植物たち。

プリムラ・ロゼア

プルサティラ・ブルガリス

色も変化がありますが、毛をまとった姿もいいですね!

ソルダネラ・アルピナ

イワカガミダマシとも呼びますが、一株だけ花を咲かせてくれていました。

今度は、ブナ林の中の花たちです。

シラネアオイの大きな花が鮮やかです!

森の中に射し込む光が、シラネアオイをドラマチックに照らしてくれます。

稀に見られる白花もいいですね!

ツバメオモト

キヌガサソウ

サンカヨウ

サンカヨウというと、雨に濡れると透ける花、という姿が有名ですが、
ちょっと湿っぽい場所では、ちょっとだけ透けてるように見える花もありました!

サンカヨウは、雪が解けると本当にすぐに咲くのです。
数日前には雪だった場所では・・・↓

芽生えと同時にすでに蕾が見えています!

こんな感じで咲くのは来週くらいでしょうか・・・!

実は手前の雪山の下にはサンカヨウが植栽してあります。

雪山をつくり、開花を送らせているのです。

昨年にそれなりに数を植えたのですが、果たして今年はどれだけ咲いてくれるか・・・

また開花情報やSNSでもお伝えできるかと思います!

高山植物を自生地らしく植栽している、白馬連峰高山植物生態園。

ミネズオウ

イワウメ

チョウノスケソウ

コメバツガザクラ

イワヒゲも咲き始めました。

イワベンケイの新芽。

多肉質の葉が伸びていく様子は面白いのです。

自生地らしく植栽している生態園の山頂付近には多くのお客様が写真を撮ったりされますが・・・↓

この時期の最近のおすすめは、この場所です!

ハクサンイチゲ(白)、シナノキンバイ(黄)の組み合わせの花畑が、
北アルプスを背景に綺麗に咲くようになりました!

素敵な写真を撮られる知り合いの方が来園されていたので、モデルになっていただきました。
この場所は、いかにも高山植物らしい景観が見られる、特にオススメできる場所になっています。
↓ 色んな撮り方をしてみます。

キバナシャクナゲ こちらも雪解けすぐに咲き、咲き終わる植物です。

ウルップソウ

本州では白馬と八ヶ岳にしかない植物で、野生で出会うには残雪が多い季節の登山が必須ですが、植物園で気軽に見られるオススメの高山植物の一つです。

現在、咲き始めです。

6月11、12日の開園タイミングでもキレイに見られると予想します。

アルプス平自然遊歩道の、石畳の湿原。

まだ雪が残っていますが、解けた端からミズバショウが咲いてきます!

写っているリフトは、アルプス第三ペアリフト。

ゲレンデとなる場所も、雪が解けたら色んな花が咲くのです!

まだ残雪があり通行注意ですが、まだ雪に埋まったミズバショウもあり、
6月11、12日の開園タイミングでも花はまだ良さそうです!

黒い水面には、花がキレイに反射していました!

風も無く、ハッキリ写り込む姿がステキでした。

ヒメイチゲ

ニリンソウ、ハクサンイチゲなどと同じ仲間の植物ですが、特に小さい植物です。

マクロレンズで大きく写してみますが、花の大きさは大きいものでも1㎝無いくらいです。

植物園最上部あたりの、ニッコウキスゲが良く育つ草原に見える白い点がヒメイチゲです。

足元に咲く野生の花も素敵なものがあるのです!

地蔵ケルンのあたりは、日当たりの良い尾根沿いで、雪はすっかり解けています。

残雪と新緑のブナ林の光景が美しいですね!

早期開園期間中は、イベントも行っています!

学芸員ガイドツアー、高山植物苗の無料配布

植物の経験豊富な学芸員資格を持つスタッフが、植物の魅力についてしっかりとご案内させていただきます!

植物園の広場では、タカネキンポウゲという絶滅危惧種が咲き始めました。

(公社)日本植物園協会の域外保全活動の一環として栽培しているものです。

解説版も設置してありますが、学芸員ガイドならではの話を聞くと面白いものです!

早期開園期間中、是非ともガイドにもご参加くださいませ!

そして、アンケートにお答えいただいた方には、植物の苗もプレゼントしています!

栽培が比較的容易なものを選んでいますが・・・ぜひともチャレンジしてみてください!

早期開園の特別出店として、

北アルプス植物園による植物苗の即売会も行っています!

白馬‐大町間の国道沿いにある山野草屋さんですが、素晴らしい植物を販売していただいています!

そして、小谷村「芽吹きの会みどり」によるオヤマボクチ入り笹団子の販売です!
(6月4日、11日のみ)

何というか、独特のコシが感じられました!

次回は6月11日に出店されます。笹団子目当てに来られても良いかもしれません!

6月の白馬五竜高山植物園。

特に開花期間が短い植物が一気に咲いてきます!

新緑と、雪解けの高山植物たちに、是非とも会いに来てください!!

【2022年4月28日】五竜かたくり苑、満開です!

2022/04/28

2022年4月28日 五竜かたくり苑、満開になりました!

今から一週間程度、5月初旬まで見頃が続くと思われます!

カタクリの花がたくさん咲いています!

今日は天気も良く、カタクリがしっかりと開いています!

地面が黒くなっているのは、カタクリ群生地の維持のため、地元の方がカヤを刈り、焼却をしているためです。

春先に一番に葉を出すカタクリは、枯れ草に埋もれていない方が数が増えていくのですね!

今日4月28日は、白馬五竜観光組合の皆様による五竜かたくり苑の整備作業、ロープ張りが行われました!

固い地面に大ハンマーで杭を打ち込んでいきます。

白馬のオジサマ、お兄様、皆さま大変元気です!!

打ち込んだ杭にロープを張っていきます。

日頃、ペンションや民宿を管理され、あらゆることをこなす皆様は、やっぱり器用です!

ロープの量だけでも結構なものになります。

緩まないように、しっかりと縛り付けていきます。

五竜かたくり苑の看板が、昨年の雪で曲がって壊れてしまいました。

今回のタイミングで新しい看板が設置されることになりました!

以前のイラストのものも雰囲気があったのですが、今回は写真メインの看板となりました。

五竜かたくり苑のことが、より分かる看板になったかと思います!

白馬五竜観光組合の皆様、五竜かたくり苑の整備作業、お疲れ様でした!

ロープ張りが終わった五竜かたくり苑には、カタクリを見に来られたお客様がいらっしゃいました。

特に、皆さまが待ちわびているのは・・・↓

春の女神とも呼ばれる、ギフチョウです。

晴れたカタクリ群生地では、何頭も飛んでいるのを目にすることが出来ました!

カタクリの花は最盛期を迎え、花もキレイな状態のものが多いタイミングですね!

その中でも特にキレイな花を狙ってみるのも楽しいのです。

キクザキイチゲと一緒に咲いている姿も見ることが出来ました。

白いカタクリ、今年もありました!

歩道から離れた場所で望遠レンズで無いと撮れないのですが、見つけられることがあります。

毎年、この場所で咲いてくれているのは嬉しいですね。

(カタクリの採集、ロープ内への立ち入りはされないようお願いします)

周辺の山々も、新緑に色づいてきました。

山の上は雪ですが、山麓はすっかり春の様子になっているのです。

※4月28日現在、白馬のサクラは散り始めです・・・

今年は4月の気温が高く、木の花は早く咲き、地面の花は雪が4月頭まで残っていたところでは例年並みとなりました。

カタクリ群生地から川を下って行った場所には、立派な鯉のぼりがあります!

この鯉のぼり、設置が大変でして・・・

地元の方たちが激流に耐えながら設置します!

こんな鯉のぼりを見た子供たちが立派に育ってくれるといいですね!

そんな白馬の春、ぜひともお訪ね下さいませ!

【2022年4月27日】カタクリ7分咲き、見頃の時期です!

2022/04/27

2022年4月27日

本日は、旅行会社のカタクリ見学ガイドがありました!

コロナの影響でツアーなどは減少気味ですが、少人数の屋外ツアーが催行されるのは良いですね!

まずはエスカルプラザにあるカタクリ展示コーナーでお勉強を。

ここで概要をご案内させていただいてから、五竜かたくり苑へ向かいます!

・・・とその前に、エスカルプラザ正面に植栽してある黄花カタクリをまずは見ていただきました!

黄花カタクリ、咲き始めました!

北米原産の種類で、黄色い花を咲かせます。

日本のカタクリは紫色の花で、違った趣があるのですね!

幸せの鐘の横に移植したカタクリも元気に伸びてきてくれています!

エスカルプラザから徒歩約15分。五竜かたくり苑に到着します。

本日で7分咲き程度ですね!

前日の雨と、午前中の低温で花が開いていませんが・・・
割合としては多く咲いてくれるタイミングになりました!

今日から一週間くらいは良い状態が続くと思います!

以前に撮影したカタクリ満開のタイミング。

天気が良いと、こんな感じで一面にカタクリが咲く、白馬有数のカタクリ群生地です!

今回は、旅行会社のガイドツアーということで、我々植物園スタッフがカタクリのヒミツについてご案内いたします!

カタクリの花、咲くまでに7~8年はかかるのですね。

そんな説明を聞いていただいて、カタクリの頑張り具合が伝わるようなら何よりです!

これで天気が良ければカタクリがパっと開くのですが・・・!

天気が良い日は朝から花が咲いています。

天気予報とにらめっこしながら、来訪してみてください!

五竜かたくり苑のガイドの後は、ゴンドラ・テレキャビンに乗ってアルプス大展望台へ!

・・・一面のガスでした!

天気が良いと、こんな感じに残雪に北アルプスが良く見えます!

2022年はスキー場が5月8日まで営業ですが、スキーをせずとも、山の眺めを見に来られる方も多くいらっしゃるのです!

山が見える前提で・・・この季節の山の話を、パネルなどを使いながらご案内させていただきました!

白馬五竜まで来てくださった皆様、ありがとうございました!!!

夏は6月から開園する白馬五竜高山植物園にも、ぜひともお越しくださいませ!!

 

【2022年4月20日】五竜かたくり苑 咲き始めました!

2022/04/20

本記事の投稿写真は、全て2022年4月20日に撮影したものです。

白馬の春の名物「五竜かたくり苑」。白馬エリア最大級のカタクリ群生地です。

今年は雪が多い年でしたが、解けるのも早い年でして・・・さてどんな感じでしょうか。

本日、確認に行ってきました!

カタクリ群生地の斜面。雪はほぼ解けています!

左側にチラッと雪が見えていますが、少しくぼんだところに雪が残っていることもあります。

斜面で2つ、カタクリが咲いていました!

「開花まだ」のサインが、今日からは「開花あり」に変わりました!

さて、今年の満開はいつ頃でしょうか・・・

ブログ担当の坪井(白馬五竜高山植物園)の個人的予想としては、

4月28日ごろ!としておきます!

※2021年は4月27日ごろでした

昨年の満開時のブログ記事です ↓

五竜かたくり苑【満開】

この広い斜面がカタクリでいっぱいになるのですね・・・!

斜面が黒いのは、地域の方々がカタクリ群生の整備として、刈り取り&焼却をしています。

もともとスキー場だった斜面の管理がカタクリにピッタリで増えたものですが、
スキー場として使われなくなった今でも、カタクリがしっかり育つために手入れを続けていただいています。

おかげ様で白馬エリア最大級のカタクリの群生地が維持されているのですね!

カタクリ群生地の斜面に行く手前の道路沿いでは、気の早いカタクリが咲いていました!

キクザキイチゲの花もあちこちで咲いていてキレイですね。

この花は、カタクリよりも早く見頃を迎えるのです。

カタクリの最盛期より前に来られても、キクザキイチゲは良く咲いているはずです!

こちらは、エスカルプラザ正面のゲレンデ。まだ雪があります。

カタクリ群生地に行く場合は、スキーセンターのエスカルプラザにクルマを停めて、ここから歩いていきます。

写真の左奥の方へ、徒歩約15分。

近日中に、道案内のためのノボリを設置します。

雪の道はゲレンデです!

ゴンドラ山頂から、滑って降りることが出来るのですね!

ゲレンデ斜面のサクラも咲き始めです!

滑りながら花見をすることが出来ます!

ゴンドラ乗車中のサクラ花見も楽しそうですね!

エスカルプラザ横のサクラも、キレイに咲きました!

現在で7分咲きくらい。

4月23、24日の土日ごろは、ちょうど満開を迎えるでしょう!

あのゴンドラに乗ると、山麓はサクラ、山頂は雪景色。
そんな感じになるのです。

ゴンドラも、雪山を見るための乗車もオススメなのです。

エスカルプラザ正面の幸せの鐘の根本には、黄色いカタクリを植栽してあります。

こちらも4月の終わりごろに開花しそうな勢いです。

 

五竜かたくり苑では、野生の紫色のカタクリ、

エスカルプラザ前のガーデンでは、黄色のカタクリ(北米産)を見ることが出来るのですね。

白馬もいよいよ春真っ盛り!

白馬の春をお楽しみにお越しくださいませ!

 

伊豆シャボテン動物公園での視察、会議でした(日本植物園協会)

2021/12/24

2021年12月13日、14日 伊豆シャボテン動物公園と関連施設の視察、会議に行ってきました。

(公社)日本植物園協会の会員植物園同士の交流も兼ねたものですね。

白馬はすっかり一面の雪景色ですが、久々に長野県を離れた他の植物園を巡る二日間となりました!

 

「大室山」

伊豆シャボテン動物公園のすぐ隣にある特徴的な山です。

見た目の通り、火山ですね。4000年前の噴火のようです。

 

大室山にはリフトで上がります。

スキー場ではなくリフトが設置されている場所も珍しいですね!

写真のようにすごくキレイな山の形をしています。

春先に野焼きをすることで、樹木が生えず、キレイな草原が維持されているのですね。

大室山:標高580m
リフト高低差:139m
乗車時間:6分
大人往復:700円

こんな感じで、片道6分を往復で乗るのですね。

リフト乗車中も絶景を楽しむことが出来ます!

それにしても良い景色ですね!リフトに乗って海を見るのも新鮮です!

手前の右側に見えるのは「伊豆シャボテン動物公園」の温室や建物。

左側にはグランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」が見えています。

伊豆シャボテン動物公園の中村園長から見える景色をご案内いただきました。

天城越えで有名な山々も良く見えました。さすが色々とご存知です。

本来の予定では二日目の朝に登る予定でしたが、天候不順を見越して早めに連れてきていただいた判断も最高でした!

(二日目の朝は雨でした)

冬の日が落ちるのは早く、太陽が低くなってきた頃に伊豆シャボテン動物公園をご案内いただきました。

カピバラの露天風呂
各地で見られるカピバラ&風呂も、伊豆シャボテン動物公園が元祖なのです(1982年から)。
元祖!カピバラの露天風呂ヒストリー
カピバラって、ここ10数年に有名になった気がしますが、キャラクター「カピバラさん」の影響が大きいようですね。
それにしても、大人から子供まで、癒される光景ですねー。

 

屋外のサボテン展示のロックガーデン。

古代メキシコ文明の石像のレプリカなどが並び、独特の雰囲気が感じられます!

周りの岩は溶岩です。

付近が火山群であり、その溶岩の上に伊豆シャボテン動物公園があるのですね!

中にあるサボテンたちも立派です!

金シャチという種類ですが、育つのにも長い時間がかかり・・・↓

 

 

50年かかって、ようやくこれだけの大きさになるようです!

こんな感じの展示が出来るのも、タネから育てることの出来る歴史ある植物園ならではですね!

そして、クリスマス仕様の「しゃぼお」君たちがお出迎え(笑)

あらゆる動物を楽しく見ることが出来、室内外でサボテンも楽しめる・・・

家族で、デートで、楽しめるの伊豆シャボテン動物公園ですね!

伊豆シャボテン動物公園ホームページ
https://izushaboten.com/

夜は、伊豆高原グランイルミへ。

「伊豆ぐらんぱる公園」の中にある、大型のイルミネーション。
その規模と美しさは素晴らしかったですね!

光に溢れた場所を、回遊するコースが設定されています。

2015年より、7年目の営業だそうです。
開園期間:2021年11月13日~2022年8月末
入園料:1500円(中学生以上)

それにしても、これだけの規模のイルミネーションは初めてでした!

イルミネーションの一部には、夜に活動する動物の展示も行われていました。

ここで、目をひいた面白い展示が・・・↓

夜行性の動物キンカジューによる「異動希望申出書」

彼は夜行性のようで、夜に営業する施設への人事異動を希望したようです(笑)

ハンコなどもしっかりと押され、民間施設ならではの工夫と笑いが感じられました・・・!

二日目の朝は、グランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」へ。

伊豆シャボテン動物公園から徒歩で行ける場所にある施設です。

広めのドーム、バーベキューの東屋、風呂トイレ完備。

背景には大室山が聳え立つ、贅沢な施設ですね!

こういった場所で薪を囲みながら、ゆっくりと夜を過ごすのも良さそうですね。

この看板もなかなか面白かったです。

大室山の標高はもとより、月までの距離なども(笑)

白馬でも、こんな感じのものを作ってみたくなりますね!

「高橋京子 花の絵美術館」

伊豆シャボテン動物公園の関連施設では無いのですが、近隣にある美術館です。

数十点の絵画が飾られ、3ヶ月ほどで入れ替えも行うようです。

今回は「源氏物語」をテーマにし、キャプションを読んでいても非常に興味深いものでした。

高橋京子さん自身にお話しを伺うことが出来ました。

ここで美術館を開いて21年。

時代によって変わるボタニカルアート(植物細密画)、本来とは外れた試みのこと、植物の分布や過去からの名前のことなど、非常に素敵なお話を伺うことが出来ました!

伊豆高原 美術館巡り・観光ガイドホームぺージ

高橋京子 花の絵美術館

最後は「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」へ。

城ケ崎海岸の近くにある施設です。

入口には季節ごとの主役の植物が紹介されていました。

毎月、違った美しい花を楽しむことが出来そうですね!

メイン展示として、ティファニーの美しいランプが飾られています。

遠目から見てもキレイなものですが、モチーフとなった植物などを感じると面白く見えてきます。

ユリをモチーフにしたランプや、

リンゴの花をテーマにしたり、

こちらはオモダカ(水田雑草、クワイの仲間)ですが、他ではなかなか見ないモチーフは面白かったですね。

特徴的な葉を取り込んでいるのもいいですね。

素敵なレストランのテラス席では海が一望でき・・・

12月の冬空には、菜の花が彩って咲いていました!

「海のジュース」

写真を撮る角度によって、ジュースの残り具合が違うようです。面白いですね。

花の内容でも書かれている花みくじ。思わず引いてみたくなります!

伊豆シャボテン動物公園グループは、こんな感じの施設を運営しています。

一泊二日で全て周っても良し。どれかひとつをゆっくり周っても良し。

充実した施設でした!

こんな感じの大きくわかりやすい広告は参考になりますね!

日本植物園協会には、全国約120の植物園が参加していますが、それぞれ個性があります。

今回の視察、会議は、「民間植物園」の会合でしたが、いかにお客様に来てもらうかは大きなテーマです。

伊豆シャボテン動物公園グループ様の企業努力、楽しみ方を非常に感じることの出来た一泊二日でした。

白馬五竜高山植物園も、更に良くしていきたいと思ったところです!