緑の調律日誌

緑の調律日誌

2019年10月27日 高山植物園の営業が終了しました!

2019/10/27

2019年10月27日をもって、今シーズンの白馬五竜高山植物園の営業が終了しました!

今日の植物園は一面のガス。山が見えません・・・

地蔵の沼。紅葉も落ちてしまったのですが、これはこれで秋の味わいがあるところです。

若いお二人が、ミラーレス一眼を片手に景色を撮られていましたね!

今日は雨がちな天気で、人もまばらでした。

左下の花壇、今までは青いケシを植えたりしていましたが、来年より絶滅危惧種展示エリアにする予定です!

日々、白馬五竜高山植物園の植栽展示も進歩していくのですね!

(この場所の青いケシは、植物園広場の場所に密度濃く移植しました)

今年も多くの方に来ていただき、色んなことがあった年でした!

また来シーズンもお待ちしております!よろしくお願いいたします!

紅葉見ごろ!!【2019年10月16日】

2019/10/16

写真は全て2019年10月16日に撮影したものです。

植物園の紅葉が見ごろになりました!!

良い色に色づいています!!

ゴンドラから眺める紅葉は、まだこれからが本番です!

まだまだ紅葉に間に合いますね!

アルプス平自然遊歩道あたりまでトレッキングをすると、五竜岳がより近くに見えます!

地蔵の頭へ行く道から植物園と白馬村を見下ろすところ。

山が色づいています!

(アルプス展望リフトは10月14日をもって営業を終了しました)

ゴンドラ山頂駅の屋上のアルプス大展望台からも北アルプスが良く見えます!

この時期は、ここの展望台に来るだけでも価値があるのです!

この日の朝の山麓の様子。

一面のガスですが・・・ ↓

実は雲海の中だったのです!

こういう雲海は早朝だけに見られます。

ゴンドラで上がってすぐの北アルプス。

ちょっと雲多めでしたが、日が昇ってくると最初の写真のように雲が取れていきますね。

紅葉の季節、色んな場所が楽しめます!

秋晴れの空の散策に、白馬五竜までどうぞ!!

2019年10月27日(日)まで営業しています!

白馬の良いところ〔日本植物園協会の視察でお伝えしました!〕

2019/10/04

2019年10月2、3日と(公社)日本植物園協会の皆様が白馬の視察・会議に来られました!

今回は、私立園の植物園の皆様。民間企業の植物園なのです。

〔参加植物園・企業〕
六甲高山植物園(兵庫県)、東南植物楽園(沖縄県)、伊豆シャボテン動物公園(静岡)、名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネット(愛知県)、白馬五竜高山植物園(長野県)、西武造園株式会社(本社・東京都、各地の植物園を管理)

 

まずは、白馬五竜高山植物園の視察。

紅葉の始まりを迎えたアルプス平自然遊歩道も歩いていただきました。

これから、更に紅葉が色づいてきます!(2018年10月6日撮影)

こんな景色が見られる「植物園」も珍しいはずです!(2018年10月6日撮影)

「植物園」というよりも、山岳なのですが・・・、

雄大な北アルプスを借景にした高山植物園なのです。

高山植物園ならではの植物の育て方や、お客様への見せ方などもご案内いたしました。

ビジターセンターは手作りです。

学びとしての施設、違う季節の見どころの紹介、雨の日のガイド場所などとして活用しています。

民間企業として、お金をかけずに、どのように必要なものを作っていくか。

お金をかけるところはかけるべきでしょうが、手作りすることで自分たちの伝えたいものを確実に反映したり、更新作業なども確実に出来るメリットがあるのです。

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この後の会議では、各植物園の近況報告であったり、課題などを話すのですが、

特に話題に上がったのも、訪日外国人が多くなっている対応をどうしているか・・・

植物園というのは、研究機関として発祥したものが起源であり、その色を濃く継いでいる植物園も多くあります。

一方で、今回来られた皆様は民間企業としての植物園であり、お客様にいかに楽しんでいただくか・・・それを主とする組織がほとんどです。

各植物園のパンフレットひとつ見ても、ねらいは何か、工夫は何か、そのようなことを直接会って話す良い機会なのです。

こういった機会を通して、我々、白馬五竜高山植物園もより進歩していきます・・・!

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先日9月24、25日にも日本植物園協会の講演会、絶滅危惧種の会議が白馬五竜で開催されましたが、
このような機会があるのも、植物園の横のつながりによるものですね。

当日のブログ記事

2019年9月24日講演会 高山植物を保全するには…!

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視察の2日目は、白馬でホットな場所を視察させていただきました!

まずは、HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)。

岩岳スキー場に昨年秋にオープンした、眺めの良いテラスです!

この狭い入り口から入るとどんな景色が広がっているのか・・・ ↓

写真はHAKUBA MOUNTAIN HARBORのホームページより。
https://iwatake-mountain-resort.com/hmh

最高の眺めを気軽に見られる場所なのです!

今回ご案内いただいたのは、白馬観光開発株式会社の山崎健司さん。

お客様にゆっくりとした時間を味わっていただき、滞在時間を長く楽しんでいただくには、
色々な工夫があるのです!

その取り組みを、熱心にご案内いただきました!

白馬マウンテンハーバー・・・多くの方が集まり、また戻って来られる「港」なのです!

テラスから少し歩いたところにある、トレッキングが楽しめる「ねずこの森」。

その入り口には、ブナの森が広がっています!

長い間、厳しい環境に耐えてきたネズコの大木。

自然の楽しみ方を山崎さんにご案内していただきました!

新しくオープンしたドッグラン施設もあるようで・・・

ブナの森を利用した森の中のドッグラン。

腐葉土フカフカの地面が、犬にも優しいようです!

周囲を覆う柵は、スキー場でも使用しているもの、なるほど!

話題は尽きず、参加した植物園の皆様も、山崎さんの話に聞き入っていました!

既にある観光資源をどのように磨き上げていくか・・・。

お客様に楽しんでいただきたい思いは、どんな場所であっても共通なのです!

次の視察場所は、Hakuba Mountain Beach(白馬マウンテンビーチ)。

写真はHakuba Mountain Beachのホームページより。
https://www.nsd-hakuba.jp/hakuba-mountain-beach/hmb/index.html

八方尾根スキー場に、今年夏にオープンした施設です!

ゴンドラの屋上に上がると、あら素敵。

白で統一された空間に、海辺のリゾートのような空間が広がっています!

無料で立ち入れるエリアには、お客様が思い思いの時間を過ごされています!

ご案内いただいたのは、白馬観光開発株式会社の横澤仁さん。

非現実的!とも言えるこの空間をどのように作り、お客様が利用されているか、ご案内いただきました!

右側に見えるゴンドラはサウナなのです!

山にビーチ!?

この素晴らしいロケーションを利用し、今まで無かった発想で運営されている施設。

夏のオープンから大好評のようです!

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八方尾根、というと、こんな景色を目指して皆様トレッキングを楽しまれます ↓

八方尾根のリフトを降りて一時間ちょっとトレッキングすると到達する景色、雄大です!

八方池に移る北アルプスの山並み。白馬の魅力が詰まっています!

秋の空の広がりを感じたり・・・

紅葉と山を合わせて見ることが出来ます!

山麓の白馬大橋から見る冠雪の白馬三山と紅葉。

「白馬らしい」秋の景色です。

この景色は、山麓の車道沿いから見られるのです!

ゴンドラに乗っても良し、山麓からも良し、白馬の楽しみ方は色々です。

雪が積もった冬の景色も勿論良いですし・・・

春にはサクラと雪山が同時に見られるのです!

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今回は、日本植物園協会の視察でしたが、「白馬の魅力」をご紹介させていただく機会でした。

「植物園」でも、「観光地」でも、その場所の魅力を伝えたい、楽しんでいただきたいという「思い」や「手段」は共通するところばかりです。

白馬の良いところをどう伝えるか・・・、そういった魅力をお伝え出来る方々や施設を周ることで今回の視察の目的は達成できたところですし、ご案内する立場としても改めて魅力に気が付くところが多いのです。

・・・

白馬五竜高山植物園は良いところ(・・・となるように努めています)。

白馬の岩岳も八方も良いところ。

白馬全体も良いところ。

まずはお訪ね下さいませ!

色んな魅力に出会えるはずです!

 

2019年10月3日、紅葉見ごろ始まりました!

2019/10/03

白馬もすっかり秋が深まり紅葉の季節になってきました!

2019年10月2日の植物園。北アルプスがよく見えました!
この場所の紅葉は、もう少しで見ごろですが・・・

 

アルプス平自然遊歩道まで行くと、紅葉がだいぶ進んできました!

例年より、ちょっと遅いかもしれません。これから見ごろです!

樹木によって紅葉の進み方は違うもので、サラサドウダンの真っ赤な紅葉が既に見られました!

湿原を見下ろす場所。すっかり色づいてきました。

これからもっと深まります!

こうして見ると、紅葉する木だけでなく、常緑の針葉樹やササなどがあるため、赤、黄、緑と色が混ざり、それがキレイに見えるのです!

10月3日現在、紅葉見ごろ始め。これからオススメの季節です!

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以下の写真は、参考に昨年2018年の写真です。

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月6日

↑ 2018年10月22日

↑ 2018年10月22日

紅葉の期間はゴンドラの高低差があるため、一か月近く続きます。

紅葉散策にぜひお越しくださいませ!

2019年9月24日講演会 高山植物を保全するには…!

2019/09/26

2019年9月24日、白馬五竜高山植物園にて、
講演会『高山植物を、守り、育てる、最前線』が開催されました!

主催は、(公社)日本植物園協会です。

今回の運営、告知、ポスター作成など、坪井(ブログ執筆)が担当させていただきました。

「植物の保全」をテーマに、講演者自身がどのようなことに取り組んでいるか、今後どのようなことが必要か、それをお伝えする機会です。

当日は、植物園関係者だけでなく、ご招待させていただいた官公庁の方々(環境省、中信森林管理署、長野県自然保護課、白馬村)も来られ、ご案内させていただいた白馬山案内人組合の方々や、自然保護レンジャーや宿泊業の方々など多くの方が来られました。

参加は約80名。盛況でした!
白馬村だけでなく、長野市、安曇野市、富士見町、塩尻市、信濃町、伊勢原市といった、遠方からも来ていただけました。

司会をしながら、「白馬岳に登ったことがある方」と手を挙げていただいたところ、
7割ほどの方が手を挙げられました!

やはり、高山植物の保全について非常に興味を持っていただける方々が来られたようですね。

 

最初は、国立科学博物館 筑波実験植物園の遊川知久氏。

種の保全に多く取り組まれ、植物園協会としても多様性保全委員をされています。

高山植物に限らず、日本植物園協会がどのように絶滅危惧植物の保全に取り組んでいるか、
具体的な事例はどのようなものか、密度の濃い説明をしていただきました!

 

長野県環境保全研究所の尾関雅章氏。

自然豊かな長野県において環境全般の課題については、長野県環境保全研究所が研究し、解決に向けて取り組まれています。

その中でも植物について研究をされているのが尾関氏になります。

長野県にはどのような絶滅危惧種があり、その性質や、取り組みについて説明いただきまいた。

最近はシカが増え、貴重な植物を食べてしまう事例も多く起こっています。

植物を守るには、シカの課題を解決せねばならないようです・・・。

30年以上、白馬岳の植生復元に取り組まれてきた、土田勝義信州大学名誉教授。

自然保護の概念が希薄だった時代に、何が起き、どのような活動を続けてきたのか・・・

白馬村、「回復作戦へ」。1981年の新聞記事です。

登山道の在り方が、昔は違い道沿いの植物が相当荒れたようです。

今では当たり前のことが当たり前でなかった時代のことですね。

 

私(坪井)は、信州大学時代、土田先生のもとで高山植物を学んでいたこともあり、
これらの保全事業に学生時代から参加させていただきました。

生まれる数年前から始まった事業であり、2006年には最後のまとめをさせていただきました

長きに渡る積み重ねでした。

白馬岳での植生復元の経験が、現在でも各地で活かされているところです。

森和男氏による、高山植物栽培の歴史。

森和男氏は、東アジア野生植物研究会を主宰され各地の植物や歴史を明らかにしつつ、
数多くの植物園指導をされています。

例えば・・・白馬岳の植物についての最初の報告についての説明など、

あらゆる古書から導かれた歴史を紐解いていきます。

森和男氏のすごいところは、古書の内容を把握し、複数の史料から結び付けた事実をご自身の言葉で完璧に語られること。

そして、そこに何が必要か、今への意見を積極的に述べられます。

昔から野草の栽培は親しまれてきているものの、最近では真に知識と経験を持った栽培家が高齢化で絶滅していくそうです・・・。

多くの県には、〇〇県立植物園のような植物園があり、公園や温室などを楽しみつつ、植物の収集や栽培、保全のための研究や実践をされています。

一方で、自然豊かな長野県にはそういった役割を担う植物園がありません。

植物園が出来なかったのも、植物を見たいのならばあちこちの大自然に行けば良かったから、でしょうか。

しかし、現在では「保全」の点において植物園の必要性も感じられるところです。。

白馬五竜高山植物園は、民間のスキー場会社ではありますが、「高山植物」に特化した日本植物園協会加盟の植物園として、高山植物の保全や啓発活動を進めているところです。

それが企業価値を高めることではありますし、白馬のブランド力向上にも繋がっていくはずです。

最後の講演は私(坪井)でした。

内容は、日本植物園協会としての保全の取り組みから、白馬五竜高山植物園で実践した調査、種子採取、栽培のこと。

講演スライドの一部を、このブログ記事の最後に貼り付けておきます・・・!

ところで、講演会の前の時間では、絶滅危惧種の保全についての会議でした。

日本植物園協会において絶滅危惧種の保全に取り組む植物園と、調査でお世話になった官公庁の方々に来ていただきました。

今後どのように保全を進めていくか、有意義な会議となりました。

講演会の後は、植物園関係者と官公庁の方々と、白馬五竜高山植物園の見学を行いました。

北アルプスは見えない天気でしたが、どのように植物を展示しているか、見ていただきました!

北アルプスの高山帯、植物の群落を再現した『白馬連峰高山植物生態園』。

登山道の入り口のブナ林から、ハイマツ帯やお花畑を再現したエリア、山頂のようになった部分もあったり、
高山植物を、学び、親しむ場所として、終わりなき完成を目指して取り組んでいます!

こちらは造成中ですが・・・来年度より植物園の絶滅危惧種を集めたコーナーにする予定です!

植物園としての強みは、植栽やレイアウトを造り変えていけること、植物を理解できる看板を設置できることです。

国立公園の大自然は私も大好きですが、コンパクトに、学べる場所に出来るのは植物園ならではです!

次の日9月25日は、植物園の皆様と栂池自然園の視察に伺いました!

まずはゴンドラに乗る前に、白馬観光開発の山岸信也さんに栂池を楽しんでいただく企業としての取り組みをご説明いただきました!

栂池自然園の手前にある栂池ビジターセンターでは、猪股崇志さんに、ビジターセンターのご紹介をいただきました!

大型パネルやボルダリングなども設置された、最新のビジターセンターです!

雨の日でも楽しめる、学べる施設です。

植物園では展示も大切なところです。栂池ビジターセンターの取り組みについて、皆様、大変興味深々でした!

広大な湿原を散策できる栂池自然園。

全国の植物園からは初めて訪れた方も多く、長野県の大自然を知っていただきました!

やっぱり植物大好きな皆様なので、花が終わった植物でも興味深々でした。

視点がフツーでは無いところが、私自身も近くのフィールドを見直すきっかけになりました。

栂池自然園の紅葉は、これからどんどん深まります。

多くの方々に見ていただきたい美しい場所です!

参加いただいた皆様、ありがとうございました!

【参加植物園】

東京大学小石川植物園・日光植物園、名古屋市東山植物園、国立科学博物館筑波実験植物園、茨城県植物園、咲くやこの花館、富山県中央植物園、山形市野草園、豊橋総合動植物公園、六甲高山植物園、白馬五竜高山植物園、武田薬品工業㈱京都薬用植物園

9月26日の白馬五竜高山植物園。しっかり北アルプスが見えました!!

これから紅葉が始まり、秋が深まります。

この立地を活かした高山植物の保全の取り組みを、今後も進めていきます!

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以下、坪井が講演会で発表したスライドの一部です。

参考にどうぞ!

  

 

 

9月、秋らしい花が増えました!

2019/09/06

9月になりました!

夏らしさも終わり、植物たちも秋の花へと移り変わっていきます!

マツムシソウ。まとまって咲くところはキレイです!

チョウにも人気の花なのです!

同じく秋らしい有名な花、リンドウもキレイですね!

タムラソウ。赤い花があちこちに咲いているのです。

この花も、結構チョウに人気で、キアゲハなどが寄ってきたりもします。

歩道にせり出すように、アルプス平自然遊歩道のあちこちで見られるのです!

昆虫ネタですが、アカエゾゼミを捕まえました。

なかなか採る機会のセミです。こんなのも居るのです。

ハクサンシャジン。釣鐘型の花がキレイです!

全体はこんな感じ。段になって花が次々に咲いてくるのですね。

稀に白花もあるのです!探してみて下さい!

イワショウブの花。アップで撮るとこんな感じ。

イワショウブの花、こんな感じであちこちに咲いています。

何となく秋らしさを感じさせてくれます!

オヤマボクチのつぼみ。このまま真ん中から開いていって花が咲くのです!

タテヤマウツボグサも花びらを地面に散らして、鮮やかでした。

この季節は、ウメバチソウがそこら中に咲くのです!

白い花が地面のあちこちに咲いています!

さらに近寄ると、こんな感じ。

つぼみもなかなかカワイイのです!

もうすぐ花が開きますね!

 気の早い木は紅葉が始まっていますが、本格的な紅葉は9月の終わりごろからです!

秋は植え替えの季節。この場所にあった青いケシは・・・

この場所に植え替えています。今までよりも密度を濃く、よりキレイに咲くように・・・

別の場所では、大規模な植え替え作戦を行っています!

毎年進化していく植物園。「変わったね」と気が付いていただけるお客様がいらっしゃると嬉しいものです!

ちなみに、コマクサの花も少しですが咲いていたりします!

紅葉前の秋の花の姿。色々な楽しみ方があります!

 

8月3日の花や植物園の様子!【シモツケソウのお花畑みごろ!】

2019/08/03

今朝、2019年8月3日の朝。久々に晴れました!

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夏には、朝が良く晴れます!

早朝営業期間中に、朝イチを目指して乗ると、北アルプスが一望できる確率が非常に高くなります!

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午前中から多くのお客様が来られ、花畑の散策を楽しまれます!

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地蔵のケルン。山頂の爽やかな風を浴びながら、一休み。

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ケルン周辺では、野生のコオニユリが咲いています!

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こちらは、ハッポウタカネセンブリ。

足元を良く探すと、見つかるでしょう!

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食虫植物、モウセンゴケ。

実は、かわいい花を咲かせるのです!

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そして、植物園上部の、スキー場草地のシモツケソウが見頃を迎えました!

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紫色のクガイソウと合わせて、高原らしい雰囲気を出してくれます!

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シモツケソウ。ちらし寿司の乗ってるアレにそっくりですね。

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作業用の道を、この時期は期間限定のシモツケソウ遊歩道として開けています。

ぜひ歩いてみて下さい!

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高山植物園の方では、コマクサがまだまだ見頃。意外と花期が長い植物なのです。

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結構おすすめなのが、高山に咲くタカネマツムシソウ。

草原に咲くマツムシソウは、お盆の後くらいに咲くのですが、こちらの「タカネ」マツムシソウは、夏の盛りに咲くのです!

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植物園内のシモツケソウも綺麗に咲き、お花畑のようになっています!

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植物園の広場前では、ニッコウキスゲの黄色い花もまだまだ咲いています!

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夏の期間中は、自然系映像音楽作家いがりまさし氏による「お花畑ストリートライブ」が開催されています!

散策中に、優しい笛の音色が聴こえてくるのです!

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いがり氏によるライブは、8月25日まで開催です!

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いがり氏の著書。植物写真家であり、図鑑も執筆され、音楽も作曲、演奏される、スゴイ人です。

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エスカルプラザには、いがり氏の映像ブースがあり、ゆっくりとした時間も過ごすことが出来ます!

夏本番!白馬五竜!

来るなら今です!お待ちしております!!

 

新宿御苑のボランティアの皆様、大活躍!

2019/07/23

新宿御苑。

新宿にある環境省の所轄である庭園であり、公園であり、植物園です。

都市の憩いの場として、多くの方に親しまれている場所です。

そこをボランティアとして管理されているGAC(グリーンアカデミークラブ)の皆様が、白馬五竜高山植物園にボランティアに来ていただきました!

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作業場所へと向かう皆様。今回の参加は約50名!

約350人規模のグループだそうですが、今回はバス一台を貸し切って来ていただきました!

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今回のミッションは、ササ刈り、雑木伐採、そして樹木の植栽です!

昨年も来ていただきまして、入ることの出来なかったササ藪が見事開拓されまして、今回はそこに樹木を植えるのです。

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植える樹木は「オオヤマレンゲ」

モクレン科の木で綺麗な花を咲かせ、見られる場所が限られる稀少な木です。

白馬の方が大切に育てられた苗木を分けていただいていたもので、白馬五竜高山植物園でもまとまって咲かせ、お客様に楽しんでいただくべく植栽を続けています。

新宿御苑のボランティアの方々にも、植栽をお手伝いいただきました。

刈り込んだ後に植えるという、良い流れが実現できました!

ぜひとも来年、再来年と成長を見に来ていただきたいですね!

写真の向こうには、リフトが見えています。花が咲けばリフトに乗りながら見られる位置なのです!

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オオヤマレンゲの植栽と合わせて、斜面のササ藪がどんどん刈り込まれてキレイになっていきます。

植物園を歩きながら、リフトに乗りながら、やたらキレイになっている場所があったら、それは熱いボランティアスタッフの皆様に作業していただいた場所です!

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青い作業用重機で、何往復もして枝やササを回収します。

この重機で何台積んだことか・・・ 相当な量でした。

それも、普段庭園の管理になれた方々がたくさん集まったことで成しえたことなのです!

力を合わせるのはスゴイ!と改めて思うのです。

「あの人たちが通った跡、バッタの大群がやってきたみたいになっていた(笑)」とは会社の部長談。

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GAC(グリーンアカデミークラブ)の皆様、来て下さいましてありがとうございました!

機会を見て、またお越し下さい!

また、お客様は是非その成果を探してみて、楽しんでいって下さい!

↓ 後日、新聞に掲載されました! 良い活動が伝わって良かったのです。

 

2019.7 新宿御苑大糸タイムス 編集

朝だけ晴れました【7月18日】ニッコウキスゲ見頃!

2019/07/19

今回のブログ記事の写真は、全て本日2019年7月18日に撮影したものです。

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朝7時50分。久々に山が良く見えました!

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しかし30分としないうちに雲がモクモク登り始め・・・

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辺り一面、霧で真っ白に・・・。

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ピンクの花はイブキジャコウソウ。絨毯のように花が咲いています!

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高原の主役、ニッコウキスゲも見頃が始まりました!

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咲きたての綺麗なタイミングですね!

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アップで撮るのには、枯れた花が少ない今がオススメの季節です!

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天気は霧ですが、それはそれで山肌を見ていると面白いのです。

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ミヤマトキソウ。野生ランの仲間です。

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こんな感じで見られます。

オススメは、地蔵の沼のそばの湿原と、アルプス展望リフトを降りてから下りだす道と、2ヶ所ですね。
今だけ見られる植物です!

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植物園内で、一番大きい青いケシの株は、たぶんコレです。

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植物園の広場にある、ちょっとオーラが違う株です。大きい!

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何だか花の大半がアッチを向いているのですが・・・。

ヒマラヤの青いケシ、まだまだ見頃が続きますよ!

そして、青いケシだけではない植物園の花たちもどうぞ!

高校の先生の研修が白馬五竜で開催されました!

2019/07/17

「令和元年度中信地区校長会が計画する高等学校初任者研修」

中信エリア(長野県の中部のこと。北信、中信、南信に分かれます)で、この春に高校の先生になられた先生方が研修に来られる機会です。

白馬村から南木曽町まで、全10校20名の先生方が来られました!

(白馬、大町岳陽、明科、松本筑摩、松本美須々ヶ丘、松本県ヶ丘、梓川、塩尻志学館、木曽青峰、蘇南)

白馬五竜高山植物園では2014年に開催して以来、今回で6回目の開催になります!

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まずは、白馬高校の臼井校長先生よりご挨拶。

白馬高校の最近の取り組みなど、熱心に語っていただきました!

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次は、?五竜の伊藤社長より皆様に熱いメッセージを込めて、民間企業としての姿、地域との連携など説明いただきました!

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これで私、白馬五竜高山植物園の坪井にバトンタッチいただき、植物園としての取り組みなどを説明した後でフィールドへと向かいました!

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朝方は晴れていたものの、散策する頃には雨。リフトに乗っている時は雨が止んでくれていました。

先生方は、学校登山の引率もする方もいらっしゃるもので、雨の日の方がある意味で練習になるのです・・・!

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コマクサを見たことが無い先生も多いようでした。

コマクサの花は、ただいま見頃。
植物園でどんな植物か知っていただいて、それから北アルプスのてっぺんへ向かうのも良いはずです!

6丁目

今年からやっているスタンプラリー。

熱心に集めて下さった先生方もいらっしゃいました!

スタンプラリーは、学びつつも、歩く理由にもなって、子供も大人も楽しめるのです。

7月分

ロックガーデンは、自社の重機と社員で造り上げたのです。

それを造った経緯、終わりなき完成を目指す在り方など、ご説明させていただきました。

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午後は除草作業をしていただきながら、植物園の実際を知ったり、交流を深め、達成感を味わう予定でしたが、雨だったので室内での話に振り替えました。

私ばかりが喋っていてはつまらないはずなので・・・さて、皆様にもお話いただきましょう。

私が指定したテーマは「植物に関する思い出話」。

「昔に朝顔を枯らしてしまった・・・など何でもいいですよ!」と言ったものの、皆様予想以上に多方面に渡る話題が飛び出てきて、熱心に語って下さいました!

植物は、食べること、育てること、使うこと、見ること楽しむこと、
色々な付き合い方があるのだと、改めて感じました。

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最後は再びエスカルプラザに戻り、全体の感想を言っていただきました。

楽しみつつ、学んでいただける内容を、ひとまずは出来たようです。

 

毎度の事ながら、先生の先生役を務めさせていただくのは恐縮です(あくまでも「役」なのですが)。

 

私は、自分の頭が良くないことを知っています。

そして、頭のいい人は、頭のいい人にしかわからない説明をすることが多いのも知っています。

そういう説明を受けると、頭の良くない自分は理解に時間と手間を費やした後に「ああいう伝え方をすればわかりやすかったのに・・・」と感じたりするのです。

自分が説明する側に立つ時は、相手の理解や事前知識を考えて、必要なことを手順を踏まえてお伝えしたいと思っています。

「教える」というよりも、自分が体験したことを自分の言葉で「伝える」ということで。

そして実践する際には、飽きないように、ストーリー立てて、しっかり話せるようになれれば良いのでしょうね。

それが結果的に良い時間を共有することになれば、嬉しいものです。

 

 

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参加して下さった皆様、ありがとうございました!

何かひとつでも感じ取っていただけたら幸いです!

毎回20名くらいの先生が参加されるので、長野県内には120名くらい研修を受けた先生がいらっしゃるということですね。じわじわと、白馬五竜の特色が広まればいいな、と思っています!