緑の調律日誌

緑の調律日誌

【2022年7月21日】ニッコウキスゲ、とても良いです!

2022/07/22

本記事の写真は、全て2022年7月21日に撮影したものです。

7月も後半。夏真っ盛りです!!

アルプス展望ペアリフトから眺めるニッコウキスゲの群生が見事です!!

リフトに乗りながら見ると、こんな感じです。

毎年良く咲いてくれる場所ですが、今年は特に花が多いような気がします!

なかなか圧巻の密度です!

まだつぼみのものもあるので、もうしばらく楽しめそうですね!(7月末くらい)

五竜岳が時折顔を覗かせる日でした。

湧き立つ雲の向こうに見える八方尾根と白馬三山。

こんな日に登山をしたら、どんな感じなんでしょうね!

コマクサの群生も、まだまだ見頃が続きそうです!

本日の一番美人の青いケシ。

まだ咲きそうなつぼみもあるので、7月末まで花はあると思います。

植物園でもニッコウキスゲの花が盛りを迎えています!

そして、今年も始まりました「いがりまさし お花畑ストリートライブ」!

植物図鑑なども執筆される、自然系映像音楽作家いがりまさし氏。

リケーナの素敵な音色が植物園内に響き渡ります!

夏真っ盛りの白馬五竜高山植物園。

皆様のお越しをお待ちしております!!

 

【2022年7月7日】夏の始まり!コマクサ見頃です!

2022/07/07

本記事の写真は全て2022年7月7日に撮影したものです。

紹介したい内容を要約しますと・・・

コマクサ見頃です!青いケシ咲きました!ニッコウキスゲは今から最高の季節です!

本日は雲が多いものの良く晴れてくれました!

植物園上部のコマクサが最盛期に入りました!

密度が濃く、7月中はこんな景色が続くでしょう!

同じ場所を俯瞰的にみると、こんな感じです。

右の方は、新たな高山植物のエリアを造るべく、造成を加えています。
今後にご期待くださいませ!

今年もコマクサは良く咲いてくれました!

花も多く、鮮やかな姿を見せてくれます!

稀に、白花コマクサもありますので、探してみて下さい!

受粉に一役かう、マルハナバチ。

マルハナバチ君は、種子の実りを担う、植物園のスタッフのようなものです!

 

こちらは、コマクサの近縁種、タイツリソウ。

植物園の広場で咲いています。

似てるけど、何か違う・・・その雰囲気をお楽しみください!

ヒマラヤの青いケシ、咲き始めました!

やっぱり、この青さはいいですね!

花によって顔つきが違います。それを覗き込むのも楽しいのです。

今の段階では咲きはじめ。開花は10株くらいでしょうか。

これから日増しに増えていくかと思います。

こちらは、ユリに近い仲間の、ノモカリス・フォレスティ。

ピンクのヒョウ柄の雰囲気が楽しませてくれます。

珍しい植物が咲いています。

ショウキラン。野生ランの仲間です。

植物園の「ブナ林」のあたりで見られます。

自然発生したものです。そもそも栽培自体が困難な野生ランなのです。

周辺のわかりづらいところの自生を見たことがあるのですが、嬉しいことにわかりやすい場所に咲いてくれました!

アルプス平自然遊歩道の方では、ニッコウキスゲが良い雰囲気です!

前写真と同じ場所を、違う方向から撮ったものです。

自生のニッコウキスゲの見頃が始まりました!

こうしてみると、つぼみがまだ多い季節です。

海の日連休あたりは、ちょうど最盛期でしょうか!

現在で3分咲きくらい。ご期待ください!

地蔵の沼の方でも、ニッコウキスゲの開花が進んでいます!

こちらの方は、開花が少々早く、最盛期に近いくらいでしょうか。

雪解けに開花が左右されつつも、どこかの場所で最盛期という景色に出会いやすくもなります。

本日は、白馬五竜観光組合の皆様によるボランティア除草が行われました。

植物園内のニッコウキスゲの管理です。

自生のニッコウキスゲはもちろん良いのは感じつつ、

植栽のニッコウキスゲも鮮やかで見やすい場所となるよう、日々努めているのです!

アルプス展望ペアリフトから降りる歩道沿いには、ミヤマトキソウが咲いていました。

地蔵の沼近くの湿原では、アサヒランが咲いていました。

こちらは数が少なく、運が良くないと出会えないのですが・・・

見かけたらラッキー、くらいで探してみて下さい。

(望遠レンズでの撮影です。湿原への立ち入りはご遠慮ください)

今日は、なかなか山が見えるタイミングが少ない日でしたが、

最近の梅雨明けと共に好天が続いているところです。

植物園の花も最盛期が始まりました!

ぜひとも白馬五竜まで足をお運びくださいませ!

植物園の展望レストランあるぷす360

地元大町市美麻産の花豆を使用した、ソフトクリームがオススメです!!

散策疲れのご褒美にどうぞ・・・!!!

 

【2022年6月4日】早期開園、雪解けの高山植物たち!

2022/06/04

本記事の写真は、全て2022年6月4日に撮影したものです。

本日6月4日、白馬五竜高山植物園、今年度最初の開園日です!

早期開園:6月4、5、11、12、18、19日(土日)
通常開園:6月25日(土)~10月23日(日)

朝は山が見えませんでしたが、次第に北アルプスが良く見える天気になりました!

そして、植物園広場には、まだ雪が残っています!

雪の大谷、ではなく小谷とも呼ぶべき道も切ってあります!

ゴンドラを降りたばかりの場所で、雪に触ることが出来るのです!

6月は、雪解けに咲く珍しい高山植物が多い季節です。

今日も、植物大好きなお客様が多く来られているように感じました!

もちろん花だけでなく、新緑と残雪の景色を楽しむのも良いタイミングです!

外国の植物コーナー、スイスアルプス・ヒマラヤエリアの植物たち。

プリムラ・ロゼア

プルサティラ・ブルガリス

色も変化がありますが、毛をまとった姿もいいですね!

ソルダネラ・アルピナ

イワカガミダマシとも呼びますが、一株だけ花を咲かせてくれていました。

今度は、ブナ林の中の花たちです。

シラネアオイの大きな花が鮮やかです!

森の中に射し込む光が、シラネアオイをドラマチックに照らしてくれます。

稀に見られる白花もいいですね!

ツバメオモト

キヌガサソウ

サンカヨウ

サンカヨウというと、雨に濡れると透ける花、という姿が有名ですが、
ちょっと湿っぽい場所では、ちょっとだけ透けてるように見える花もありました!

サンカヨウは、雪が解けると本当にすぐに咲くのです。
数日前には雪だった場所では・・・↓

芽生えと同時にすでに蕾が見えています!

こんな感じで咲くのは来週くらいでしょうか・・・!

実は手前の雪山の下にはサンカヨウが植栽してあります。

雪山をつくり、開花を送らせているのです。

昨年にそれなりに数を植えたのですが、果たして今年はどれだけ咲いてくれるか・・・

また開花情報やSNSでもお伝えできるかと思います!

高山植物を自生地らしく植栽している、白馬連峰高山植物生態園。

ミネズオウ

イワウメ

チョウノスケソウ

コメバツガザクラ

イワヒゲも咲き始めました。

イワベンケイの新芽。

多肉質の葉が伸びていく様子は面白いのです。

自生地らしく植栽している生態園の山頂付近には多くのお客様が写真を撮ったりされますが・・・↓

この時期の最近のおすすめは、この場所です!

ハクサンイチゲ(白)、シナノキンバイ(黄)の組み合わせの花畑が、
北アルプスを背景に綺麗に咲くようになりました!

素敵な写真を撮られる知り合いの方が来園されていたので、モデルになっていただきました。
この場所は、いかにも高山植物らしい景観が見られる、特にオススメできる場所になっています。
↓ 色んな撮り方をしてみます。

キバナシャクナゲ こちらも雪解けすぐに咲き、咲き終わる植物です。

ウルップソウ

本州では白馬と八ヶ岳にしかない植物で、野生で出会うには残雪が多い季節の登山が必須ですが、植物園で気軽に見られるオススメの高山植物の一つです。

現在、咲き始めです。

6月11、12日の開園タイミングでもキレイに見られると予想します。

アルプス平自然遊歩道の、石畳の湿原。

まだ雪が残っていますが、解けた端からミズバショウが咲いてきます!

写っているリフトは、アルプス第三ペアリフト。

ゲレンデとなる場所も、雪が解けたら色んな花が咲くのです!

まだ残雪があり通行注意ですが、まだ雪に埋まったミズバショウもあり、
6月11、12日の開園タイミングでも花はまだ良さそうです!

黒い水面には、花がキレイに反射していました!

風も無く、ハッキリ写り込む姿がステキでした。

ヒメイチゲ

ニリンソウ、ハクサンイチゲなどと同じ仲間の植物ですが、特に小さい植物です。

マクロレンズで大きく写してみますが、花の大きさは大きいものでも1㎝無いくらいです。

植物園最上部あたりの、ニッコウキスゲが良く育つ草原に見える白い点がヒメイチゲです。

足元に咲く野生の花も素敵なものがあるのです!

地蔵ケルンのあたりは、日当たりの良い尾根沿いで、雪はすっかり解けています。

残雪と新緑のブナ林の光景が美しいですね!

早期開園期間中は、イベントも行っています!

学芸員ガイドツアー、高山植物苗の無料配布

植物の経験豊富な学芸員資格を持つスタッフが、植物の魅力についてしっかりとご案内させていただきます!

植物園の広場では、タカネキンポウゲという絶滅危惧種が咲き始めました。

(公社)日本植物園協会の域外保全活動の一環として栽培しているものです。

解説版も設置してありますが、学芸員ガイドならではの話を聞くと面白いものです!

早期開園期間中、是非ともガイドにもご参加くださいませ!

そして、アンケートにお答えいただいた方には、植物の苗もプレゼントしています!

栽培が比較的容易なものを選んでいますが・・・ぜひともチャレンジしてみてください!

早期開園の特別出店として、

北アルプス植物園による植物苗の即売会も行っています!

白馬‐大町間の国道沿いにある山野草屋さんですが、素晴らしい植物を販売していただいています!

そして、小谷村「芽吹きの会みどり」によるオヤマボクチ入り笹団子の販売です!
(6月4日、11日のみ)

何というか、独特のコシが感じられました!

次回は6月11日に出店されます。笹団子目当てに来られても良いかもしれません!

6月の白馬五竜高山植物園。

特に開花期間が短い植物が一気に咲いてきます!

新緑と、雪解けの高山植物たちに、是非とも会いに来てください!!

【2022年4月28日】五竜かたくり苑、満開です!

2022/04/28

2022年4月28日 五竜かたくり苑、満開になりました!

今から一週間程度、5月初旬まで見頃が続くと思われます!

カタクリの花がたくさん咲いています!

今日は天気も良く、カタクリがしっかりと開いています!

地面が黒くなっているのは、カタクリ群生地の維持のため、地元の方がカヤを刈り、焼却をしているためです。

春先に一番に葉を出すカタクリは、枯れ草に埋もれていない方が数が増えていくのですね!

今日4月28日は、白馬五竜観光組合の皆様による五竜かたくり苑の整備作業、ロープ張りが行われました!

固い地面に大ハンマーで杭を打ち込んでいきます。

白馬のオジサマ、お兄様、皆さま大変元気です!!

打ち込んだ杭にロープを張っていきます。

日頃、ペンションや民宿を管理され、あらゆることをこなす皆様は、やっぱり器用です!

ロープの量だけでも結構なものになります。

緩まないように、しっかりと縛り付けていきます。

五竜かたくり苑の看板が、昨年の雪で曲がって壊れてしまいました。

今回のタイミングで新しい看板が設置されることになりました!

以前のイラストのものも雰囲気があったのですが、今回は写真メインの看板となりました。

五竜かたくり苑のことが、より分かる看板になったかと思います!

白馬五竜観光組合の皆様、五竜かたくり苑の整備作業、お疲れ様でした!

ロープ張りが終わった五竜かたくり苑には、カタクリを見に来られたお客様がいらっしゃいました。

特に、皆さまが待ちわびているのは・・・↓

春の女神とも呼ばれる、ギフチョウです。

晴れたカタクリ群生地では、何頭も飛んでいるのを目にすることが出来ました!

カタクリの花は最盛期を迎え、花もキレイな状態のものが多いタイミングですね!

その中でも特にキレイな花を狙ってみるのも楽しいのです。

キクザキイチゲと一緒に咲いている姿も見ることが出来ました。

白いカタクリ、今年もありました!

歩道から離れた場所で望遠レンズで無いと撮れないのですが、見つけられることがあります。

毎年、この場所で咲いてくれているのは嬉しいですね。

(カタクリの採集、ロープ内への立ち入りはされないようお願いします)

周辺の山々も、新緑に色づいてきました。

山の上は雪ですが、山麓はすっかり春の様子になっているのです。

※4月28日現在、白馬のサクラは散り始めです・・・

今年は4月の気温が高く、木の花は早く咲き、地面の花は雪が4月頭まで残っていたところでは例年並みとなりました。

カタクリ群生地から川を下って行った場所には、立派な鯉のぼりがあります!

この鯉のぼり、設置が大変でして・・・

地元の方たちが激流に耐えながら設置します!

こんな鯉のぼりを見た子供たちが立派に育ってくれるといいですね!

そんな白馬の春、ぜひともお訪ね下さいませ!

【2022年4月27日】カタクリ7分咲き、見頃の時期です!

2022/04/27

2022年4月27日

本日は、旅行会社のカタクリ見学ガイドがありました!

コロナの影響でツアーなどは減少気味ですが、少人数の屋外ツアーが催行されるのは良いですね!

まずはエスカルプラザにあるカタクリ展示コーナーでお勉強を。

ここで概要をご案内させていただいてから、五竜かたくり苑へ向かいます!

・・・とその前に、エスカルプラザ正面に植栽してある黄花カタクリをまずは見ていただきました!

黄花カタクリ、咲き始めました!

北米原産の種類で、黄色い花を咲かせます。

日本のカタクリは紫色の花で、違った趣があるのですね!

幸せの鐘の横に移植したカタクリも元気に伸びてきてくれています!

エスカルプラザから徒歩約15分。五竜かたくり苑に到着します。

本日で7分咲き程度ですね!

前日の雨と、午前中の低温で花が開いていませんが・・・
割合としては多く咲いてくれるタイミングになりました!

今日から一週間くらいは良い状態が続くと思います!

以前に撮影したカタクリ満開のタイミング。

天気が良いと、こんな感じで一面にカタクリが咲く、白馬有数のカタクリ群生地です!

今回は、旅行会社のガイドツアーということで、我々植物園スタッフがカタクリのヒミツについてご案内いたします!

カタクリの花、咲くまでに7~8年はかかるのですね。

そんな説明を聞いていただいて、カタクリの頑張り具合が伝わるようなら何よりです!

これで天気が良ければカタクリがパっと開くのですが・・・!

天気が良い日は朝から花が咲いています。

天気予報とにらめっこしながら、来訪してみてください!

五竜かたくり苑のガイドの後は、ゴンドラ・テレキャビンに乗ってアルプス大展望台へ!

・・・一面のガスでした!

天気が良いと、こんな感じに残雪に北アルプスが良く見えます!

2022年はスキー場が5月8日まで営業ですが、スキーをせずとも、山の眺めを見に来られる方も多くいらっしゃるのです!

山が見える前提で・・・この季節の山の話を、パネルなどを使いながらご案内させていただきました!

白馬五竜まで来てくださった皆様、ありがとうございました!!!

夏は6月から開園する白馬五竜高山植物園にも、ぜひともお越しくださいませ!!

 

【2022年4月20日】五竜かたくり苑 咲き始めました!

2022/04/20

本記事の投稿写真は、全て2022年4月20日に撮影したものです。

白馬の春の名物「五竜かたくり苑」。白馬エリア最大級のカタクリ群生地です。

今年は雪が多い年でしたが、解けるのも早い年でして・・・さてどんな感じでしょうか。

本日、確認に行ってきました!

カタクリ群生地の斜面。雪はほぼ解けています!

左側にチラッと雪が見えていますが、少しくぼんだところに雪が残っていることもあります。

斜面で2つ、カタクリが咲いていました!

「開花まだ」のサインが、今日からは「開花あり」に変わりました!

さて、今年の満開はいつ頃でしょうか・・・

ブログ担当の坪井(白馬五竜高山植物園)の個人的予想としては、

4月28日ごろ!としておきます!

※2021年は4月27日ごろでした

昨年の満開時のブログ記事です ↓

五竜かたくり苑【満開】

この広い斜面がカタクリでいっぱいになるのですね・・・!

斜面が黒いのは、地域の方々がカタクリ群生の整備として、刈り取り&焼却をしています。

もともとスキー場だった斜面の管理がカタクリにピッタリで増えたものですが、
スキー場として使われなくなった今でも、カタクリがしっかり育つために手入れを続けていただいています。

おかげ様で白馬エリア最大級のカタクリの群生地が維持されているのですね!

カタクリ群生地の斜面に行く手前の道路沿いでは、気の早いカタクリが咲いていました!

キクザキイチゲの花もあちこちで咲いていてキレイですね。

この花は、カタクリよりも早く見頃を迎えるのです。

カタクリの最盛期より前に来られても、キクザキイチゲは良く咲いているはずです!

こちらは、エスカルプラザ正面のゲレンデ。まだ雪があります。

カタクリ群生地に行く場合は、スキーセンターのエスカルプラザにクルマを停めて、ここから歩いていきます。

写真の左奥の方へ、徒歩約15分。

近日中に、道案内のためのノボリを設置します。

雪の道はゲレンデです!

ゴンドラ山頂から、滑って降りることが出来るのですね!

ゲレンデ斜面のサクラも咲き始めです!

滑りながら花見をすることが出来ます!

ゴンドラ乗車中のサクラ花見も楽しそうですね!

エスカルプラザ横のサクラも、キレイに咲きました!

現在で7分咲きくらい。

4月23、24日の土日ごろは、ちょうど満開を迎えるでしょう!

あのゴンドラに乗ると、山麓はサクラ、山頂は雪景色。
そんな感じになるのです。

ゴンドラも、雪山を見るための乗車もオススメなのです。

エスカルプラザ正面の幸せの鐘の根本には、黄色いカタクリを植栽してあります。

こちらも4月の終わりごろに開花しそうな勢いです。

 

五竜かたくり苑では、野生の紫色のカタクリ、

エスカルプラザ前のガーデンでは、黄色のカタクリ(北米産)を見ることが出来るのですね。

白馬もいよいよ春真っ盛り!

白馬の春をお楽しみにお越しくださいませ!

 

伊豆シャボテン動物公園での視察、会議でした(日本植物園協会)

2021/12/24

2021年12月13日、14日 伊豆シャボテン動物公園と関連施設の視察、会議に行ってきました。

(公社)日本植物園協会の会員植物園同士の交流も兼ねたものですね。

白馬はすっかり一面の雪景色ですが、久々に長野県を離れた他の植物園を巡る二日間となりました!

 

「大室山」

伊豆シャボテン動物公園のすぐ隣にある特徴的な山です。

見た目の通り、火山ですね。4000年前の噴火のようです。

 

大室山にはリフトで上がります。

スキー場ではなくリフトが設置されている場所も珍しいですね!

写真のようにすごくキレイな山の形をしています。

春先に野焼きをすることで、樹木が生えず、キレイな草原が維持されているのですね。

大室山:標高580m
リフト高低差:139m
乗車時間:6分
大人往復:700円

こんな感じで、片道6分を往復で乗るのですね。

リフト乗車中も絶景を楽しむことが出来ます!

それにしても良い景色ですね!リフトに乗って海を見るのも新鮮です!

手前の右側に見えるのは「伊豆シャボテン動物公園」の温室や建物。

左側にはグランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」が見えています。

伊豆シャボテン動物公園の中村園長から見える景色をご案内いただきました。

天城越えで有名な山々も良く見えました。さすが色々とご存知です。

本来の予定では二日目の朝に登る予定でしたが、天候不順を見越して早めに連れてきていただいた判断も最高でした!

(二日目の朝は雨でした)

冬の日が落ちるのは早く、太陽が低くなってきた頃に伊豆シャボテン動物公園をご案内いただきました。

カピバラの露天風呂
各地で見られるカピバラ&風呂も、伊豆シャボテン動物公園が元祖なのです(1982年から)。
元祖!カピバラの露天風呂ヒストリー
カピバラって、ここ10数年に有名になった気がしますが、キャラクター「カピバラさん」の影響が大きいようですね。
それにしても、大人から子供まで、癒される光景ですねー。

 

屋外のサボテン展示のロックガーデン。

古代メキシコ文明の石像のレプリカなどが並び、独特の雰囲気が感じられます!

周りの岩は溶岩です。

付近が火山群であり、その溶岩の上に伊豆シャボテン動物公園があるのですね!

中にあるサボテンたちも立派です!

金シャチという種類ですが、育つのにも長い時間がかかり・・・↓

 

 

50年かかって、ようやくこれだけの大きさになるようです!

こんな感じの展示が出来るのも、タネから育てることの出来る歴史ある植物園ならではですね!

そして、クリスマス仕様の「しゃぼお」君たちがお出迎え(笑)

あらゆる動物を楽しく見ることが出来、室内外でサボテンも楽しめる・・・

家族で、デートで、楽しめるの伊豆シャボテン動物公園ですね!

伊豆シャボテン動物公園ホームページ
https://izushaboten.com/

夜は、伊豆高原グランイルミへ。

「伊豆ぐらんぱる公園」の中にある、大型のイルミネーション。
その規模と美しさは素晴らしかったですね!

光に溢れた場所を、回遊するコースが設定されています。

2015年より、7年目の営業だそうです。
開園期間:2021年11月13日~2022年8月末
入園料:1500円(中学生以上)

それにしても、これだけの規模のイルミネーションは初めてでした!

イルミネーションの一部には、夜に活動する動物の展示も行われていました。

ここで、目をひいた面白い展示が・・・↓

夜行性の動物キンカジューによる「異動希望申出書」

彼は夜行性のようで、夜に営業する施設への人事異動を希望したようです(笑)

ハンコなどもしっかりと押され、民間施設ならではの工夫と笑いが感じられました・・・!

二日目の朝は、グランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」へ。

伊豆シャボテン動物公園から徒歩で行ける場所にある施設です。

広めのドーム、バーベキューの東屋、風呂トイレ完備。

背景には大室山が聳え立つ、贅沢な施設ですね!

こういった場所で薪を囲みながら、ゆっくりと夜を過ごすのも良さそうですね。

この看板もなかなか面白かったです。

大室山の標高はもとより、月までの距離なども(笑)

白馬でも、こんな感じのものを作ってみたくなりますね!

「高橋京子 花の絵美術館」

伊豆シャボテン動物公園の関連施設では無いのですが、近隣にある美術館です。

数十点の絵画が飾られ、3ヶ月ほどで入れ替えも行うようです。

今回は「源氏物語」をテーマにし、キャプションを読んでいても非常に興味深いものでした。

高橋京子さん自身にお話しを伺うことが出来ました。

ここで美術館を開いて21年。

時代によって変わるボタニカルアート(植物細密画)、本来とは外れた試みのこと、植物の分布や過去からの名前のことなど、非常に素敵なお話を伺うことが出来ました!

伊豆高原 美術館巡り・観光ガイドホームぺージ

高橋京子 花の絵美術館

最後は「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」へ。

城ケ崎海岸の近くにある施設です。

入口には季節ごとの主役の植物が紹介されていました。

毎月、違った美しい花を楽しむことが出来そうですね!

メイン展示として、ティファニーの美しいランプが飾られています。

遠目から見てもキレイなものですが、モチーフとなった植物などを感じると面白く見えてきます。

ユリをモチーフにしたランプや、

リンゴの花をテーマにしたり、

こちらはオモダカ(水田雑草、クワイの仲間)ですが、他ではなかなか見ないモチーフは面白かったですね。

特徴的な葉を取り込んでいるのもいいですね。

素敵なレストランのテラス席では海が一望でき・・・

12月の冬空には、菜の花が彩って咲いていました!

「海のジュース」

写真を撮る角度によって、ジュースの残り具合が違うようです。面白いですね。

花の内容でも書かれている花みくじ。思わず引いてみたくなります!

伊豆シャボテン動物公園グループは、こんな感じの施設を運営しています。

一泊二日で全て周っても良し。どれかひとつをゆっくり周っても良し。

充実した施設でした!

こんな感じの大きくわかりやすい広告は参考になりますね!

日本植物園協会には、全国約120の植物園が参加していますが、それぞれ個性があります。

今回の視察、会議は、「民間植物園」の会合でしたが、いかにお客様に来てもらうかは大きなテーマです。

伊豆シャボテン動物公園グループ様の企業努力、楽しみ方を非常に感じることの出来た一泊二日でした。

白馬五竜高山植物園も、更に良くしていきたいと思ったところです!

【10月18日】初冠雪!三段紅葉の五竜岳!

2021/10/18

写真は全て2021年10月18日の撮影です。

暖かい日が続いたと思ったら、一気に寒くなりました!

ゴンドラ山頂駅屋上の大展望台より。

周辺の紅葉が良いタイミングで、その向こうの北アルプスが初冠雪となりました!

では、地蔵の頭に向けて歩きましょう!

幹が白いダケカンバの枝も、雪をかぶり白くなっています!

アルプス展望リフト終点近くからの撮影です。(AM8:35)

雲の流れ次第で、五竜岳が見えるようです!

手前は紅葉、向こうの山の紅葉の木々は雪化粧、そして五竜岳は冠雪。

何とも贅沢な紅葉のタイミングです!

地蔵の頭に到着。

向こうの山は雪がありますが、陽が当たったこの時間、ケルン付近は雪は全然無いのです。

朝一番とは言え、上り坂続きで来ていた上着を脱ぐくらいの暖かさです。

五竜岳~唐松岳~白馬三山と冠雪していますね。

ダイナミックな三段紅葉が広がります!

しかし、この量の雪だと、また段々と溶けてくることでしょう。

本格的な山の降雪は例年これからです。

それにしても、美しい三段紅葉の景色です。

白馬エリアの三段紅葉には色んなタイミングがありますが、
手前の紅葉の木々にも冠雪した姿と合わせて眺められるタイミングは、一生に何度かあるかどうかでしょう!

更に、五竜岳を主役でズームしてみます。

まだまだ紅葉盛りの山肌に雪が積もった様子が良くわかります!

山肌の一部を切り取ってみます。

紅葉と冠雪の色合いが、山に花が咲いたようでいいですね!

日当たりと日陰、風の流れ、色んな条件で雪の積もり方も変わる様子が感じられますね。

湿原の方はまだ紅葉が盛りです。

赤く色づいた木々の向こうに冠雪した唐松岳が良く見えました!

10月後半になると、北アルプスが冠雪することは多いです。

ですが、冠雪の次の日に晴れることは少ないのです。

まだ、赤い色づきの木が多いタイミング、
やや遅めの紅葉、やや早めの冠雪と合わさり、今回のような景色を見ることが出来ました!

自然遊歩道を一周して戻ってきたところです(AM9:25)。

3枚目の写真と同じ場所ですが、比べるとわずか1時間足らずで、手前の雪の大部分が溶けているのがわかります。

朝の雪の寿命はまだまだ短いですね。

これからももしかしたら冠雪、積雪があるかもしれません。

天気予報、ライブカメラなどと合わせて、残り僅かの白馬五竜の秋を訪ねてみて下さい!

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以下、10月18日の朝に撮影した、花と雪のコラボ写真です!

植物を多く育てている植物園だけに、花×雪という組み合わせに出会える確率は自然地域よりも高いかもしれません。

エンビセンノウ

エゾリンドウ

コオニユリ

タムラソウ

マツムシソウ

ノコンギク

ハクサンフウロの紅葉

オオイタドリの枝

ナナカマドの実

 

【10月4日】快晴!紅葉見ごろです!

2021/10/04

本ブログ記事の写真は全て、2021年10月4日撮影のものです。

本日は超快晴!北アルプス、全部見えました!

晴れで、紅葉が見頃だと、登山に写真に、多くの方が来られますね!

展望リフト終点にあるウッドデッキからも北アルプスが良く見えます!

山のお話をさせていただいた女性グループの方にモデルになっていただきました!

地蔵の頭に登る途中から。

赤、黄色のマルバマンサクの紅葉の向こうに白馬三山が良く見えました!

地蔵の頭、休憩&撮影ポイントです。

朝一番は登山の方で賑わいますね!

紅葉は一番の見頃が始まったところ。

北アルプスの手前に紅葉が広がります!

五竜岳をアップで撮ってみます。

手前の紅葉の斜面が良い味を出してくれます!

小遠見山までのトレッキング、五竜岳への登山、色んな方が訪れます!

登山でなくとも、この辺りに来るだけでも充分に紅葉が楽しめますね!

振り返った地蔵の頭。あたりが紅葉見ごろということが良くわかります!

白馬三山と真っ赤なドウダンツツジを一緒に撮ってみます。

山と紅葉と、両方写真に写るのは良いですね!

湿原を見下ろす位置。これからもっと色づいていくでしょう。

太陽がまぶしく、山が良く見える日でした!

陽を浴びる紅葉の木を撮ってみます!

葉っぱをアップで撮るのも楽しいですね!

地蔵の沼は、真っ黒な水が周囲の景色を映し込んでくれます。

湿原の紅葉をゆっくりと歩けるルートですね!

石畳の遊歩道のあたりも、紅葉に包まれています!

ゴンドラ周辺の紅葉はこれからです。

植物園の紅葉も見頃になってきました!

これから10月後半まで、段々と紅葉が降りてきます。

いずれにせよ、紅葉が良さそうなのは今です!

ぜひとも秋の白馬五竜に足を運んでみて下さい!

【9月24日】紅葉がちょっと始まりました!(10月見頃)

2021/09/24

(撮影日が書いていない写真は、全て2021年9月24日撮影のものです)

信州、白馬もすっかり秋らしくなってきました!

今日9月24日は、北アルプスも良く見える良い天気でした!

秋晴れの植物園広場。

五竜岳への登山や、小遠見山までトレッキングをされる登山姿の方が朝からいらっしゃいます。

朝一番が、天気が良いのは間違い無いのです!(午後は山が見えなくなりました)

そして、この場所の紅葉は、10月に入ってからですね。

植物園の上部の「アルプス平自然遊歩道」へ。

正面上に石積みのケルンが見えますが、少しづつ色づいてきました!

リフト終点部分のテラスです。

山が間近に見える場所です!

もう少ししたら、この場所からも紅葉が見ごろを迎えるでしょう!

ケルンのそば。茶色くなりだしているのは、ミヤマナラ。

キレイに黄葉する樹木ですね。

写真右側には、紅葉が早い種類ヤマウルシが色づいていました!

ケルンの向こう側にはブナ林が広がるのですが、ちょっとまだ緑色が残っています。

あと半月もしないうちに、まっ黄色になるはずです!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

マルバマンサクの黄葉が始まっていました!

こちらは、山が良く見える場所のドウダンツツジ。だいぶ色づいています!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

湿原の周辺も、だいぶ秋らしい色あいになってきました。

地蔵の沼の周辺も、これから秋が深まっていきそうです。

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

オオカメノキの紅葉。こちらも紅葉が早い樹木です。

カエデの仲間はこれからが紅葉ですが、気の早い木が色づいていました!

マルバマンサクの紅葉。

黄色く染まることもある樹ですが、個体によって、赤や黄色だったりするようです。

周辺では、オヤマボクチの花も咲いています。

ゴボウに近い仲間の植物ですね。この花を見ると秋が来たと感じます!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

白馬五竜は、ゴンドラに乗り、自然遊歩道もあり、高低差があるので紅葉は山の上から降りてきます。

植物園自体の紅葉の見頃は10月中旬頃です。

紅葉はこれからですが、まだまだ秋の花が咲いています!

コマクサ。7~8月が見頃ですが、花が次々に咲くため花期が長い植物で、新鮮な花が咲いている場合があります!

白花コマクサも元気なものが咲いていました!

ウラシマツツジの紅葉。

高山性の低木ですが、早い時期にキレイに色づいてくれます!

チングルマの紅葉。

こちらも高山性の樹木で、キレイな紅葉を見せてくれるのです!

クロマメノキ。野生のブルーベリーの近縁種ですが、食べると美味しい実がついています!

ナツエビネ。ブナ林の中で、咲いていました。

野生で見かけることの少ない野生ランですが、山麓の自生地よりも遅めに花が咲いたようです。

ヤナギランの綿毛。

花は8月頃ですが、綿毛が白く、遠目からも鮮やかに気が付く種類です!

植物園ではマツムシソウが群生しています!鮮やかです!

マツムシソウは蝶が良く集まるもので、暖かいうちは多くの蝶が飛んでいます!

写真はクジャクチョウ。模様が鮮やかです!

マツムシソウは、野生ではあまり群生しません。

咲いたら枯れる2年草であり、決まった場所に育たないのです。

植物園では群生が見られるように、苗を育て、植え続けることで自然界には無いキレイな群生を維持しています。

その群生を、ぜひともご覧くださいませ!

ミヤマトリカブト。毒草として有名なトリカブトですが、花は意外と鮮やかです!

ノコンギク。野菊の仲間で、秋には群生する姿が見事です!

オヤマリンドウ、エゾリンドウといった、リンドウの仲間も植物園のあちこちを彩ってくれています!

ゴンドラの周りの紅葉は、まだまだこれからですね。

例年10月の中旬頃に見頃を迎えます!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

9月24日の確認では、紅葉はもう少しだけ後でした。

寒暖の差が激しいと紅葉がキレイに色づくようですが、今年はどうなるでしょうか!?

いずれにせよ、「10月前半」がオススメです。

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