こんにちは。
白馬五竜高山植物園スタッフのラシーヌです。
今年の4月から新入社員として東京から白馬村に来ました。
ラシーヌはフランス語で「根」という意味です。
私自身が植物の根を見ることが好きなので、この名前にしました。
みなさんもぜひ、植物を見る際には根っこにも注目してみてください。
街路樹や公園の樹木の根がアスファルトにひびを入れている様子や、山の土砂が流れて根が露出している様子など、意外と身近な場所で植物の根を見ることができます。
根がブロックを持ち上げている様子。(都内某所:2020年6月撮影)
複数の樹木の根が混雑している様子(長野県志賀高原周辺:2026年5月撮影)
植物の根元に着目して見ると、「石を避けて根っこが伸びている」、「一体、どこまで根が伸びているのだろうか」と、様々な発見や疑問が沸きます。
勝手にその場で植物の根を掘り取るわけにもいかないので、土の中でどのように伸びているのかを想像することしかできませんが、その時間が大好きです。
これからは、白馬村で様々な根っことの出会いを楽しみにしています。
さて、自己紹介が長くなってしまいましたが、
白馬村に来て3か月、非常に充実した日々を過ごしています。
園内からまだ少し雪が残っている山々の景色を見ながらの作業とても楽しいです。
これまで高山植物に触れる機会がほとんどなかったので、今は一から勉強中です。
6月から10月は植物園、12月から5月はスキー場という白馬ならではの自然を最大限に生かした環境で育つ
高山植物について、まず植物の名前を覚えることから始めています。
今年の植物園は、雪解けが早かった影響で植物の開花が2~3週間早い状態です。
今の時期は、シモツケソウ、コマクサ、ニッコウキスゲ、インカルビレア・ゾンディアネンシス、
ノモカリス・フォレスティなどが開花しています。
上の写真はインカルビレア・ゾンディアネンシスです。(2026年6月30日撮影)
中国南西部からヒマラヤにかけて分布している植物で日本にはないタイプの高山植物です。
きれいに広がる青空と鮮やかなピンク色の花が園内をより華やかにしてくれます。
晴れているときに見る高山植物はもちろんきれいですが、
写真のように霧がかかった園内でも高山植物を楽しむことができます。
本日の園内の朝は霧で覆われていますが、よく見ると植物のきれいな姿を見ることができました。
園内の様子(2026年7月3日撮影)
こちらは、ヒマラヤの青いケシの花芽の写真です。(2026年7月3日撮影)
花芽や葉のまわりにたくさんの水滴がついています。
青いケシは茎や葉などに細かい毛が生えているので、その毛に水滴がついているようです。
他にも園内で見られる、カライトソウの葉の上に水滴が残っている様子がとてもきれいでした。
カライトソウ(2026年7月3日撮影)
植物は天気や時間などによって様子が異なります。
今日見ることができた花が、明日も咲いているかは分かりません。
日々変化する植物の様子もぜひ、楽しみながら園内を散策してください!
今後、園内で見られる植物についてはもちろん、
植物園スタッフの仕事の様子や私が園内で見つけた根っこについても投稿する予定です。
次回の更新もお楽しみに!!



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