緑の調律日誌

いろいろみごろ、いつでもみごろ

2011/09/01

お客様によく聞かれる言葉、

『みごろはいつですか?』

この問いする答え、ALWAYSみごろです。

というのも、花の移り変わりは激しく、雪解けすぐに咲く花もあれば、7月、8月と移り変わります。

『今咲いている花は、今しか無いと思ってください、半月後にはガラリとかわりますよ』

ということで、今みごろの植物を紹介します。

アカモノが実ごろを迎えています。赤いからアカモノ、単純です。

シラタマノキも実ごろを迎えています。白い玉だから、シラタマノキ、単純です。つぶすとハッカの匂いがします!

ゴゼンタチバナも実ごろです。赤い実が目立ちます!

チングルマの実ごろも続いています。花の期間は短いのですが、タネは長くついてるものです。

クガイソウも実ごろです。華やかな花が、渋めな姿に。

ニッコウキスゲも実ごろです。

花の咲き方にタイムラグがあるので、熟し方もバラバラです。緑も実もあれば、割れている実もある。

これらのタネを採集して、たくさんニッコウキスゲを咲かせられるよう頑張ります。

ナナカマドも実ごろを迎えています!

紅葉が綺麗な樹木ですが、ところどころ色づいているような。

花も綺麗なもので、花の見ごろ、実ごろ、紅葉見ごろ、みどころが多い樹木です。

 

植物には色んな姿があり、それぞれの姿に「見」所があるものです。

新芽、つぼみ、花、実、枯れ、冬芽。

どれが、みごろと感じるかは見る人次第。

シャレのつもりで書いたタイトルが、いつの間にか哲学に・・・。

一歩違う視点で見れば、おもしろいものが見えてくるでしょう!