緑の調律日誌

【8月24日】夏の花から秋の花へと移り変わる季節です!

2021/08/24

写真は全て2021年8月23日に撮影したものです。

お盆の頃から、スカッと晴れた日がなかなか無いのですが、雲の向こうに山が見える日もあったりします!

遠くの戸隠連山の方も、どこぞの山奥から撮ったような幻想的な風景が広がっていました!

夏の花もそろそろ終盤になってきましたが、シモツケソウ(ピンク)、ヤマルリトラノオ(紫)など、鮮やかさが残る場所もありますね!

レモンイエローの花、ユウスゲ。

ニッコウキスゲの仲間で、夕方に咲き始め、昼前には花がしぼんでしまう植物ですが、午前中はキレイな花が見られたりします!

最近、増やすことにも取り組んでいて、だんだんとあちこちで数が増えてきました!

赤いネコジャラシのような花、カライトソウ。

これからまだまだ開花が続き、植物園を彩ってくれそうです!

夏の終わりに咲くマツムシソウも鮮やかに咲いています!

マツムシソウは、花が咲いたら枯れてしまう2年草です。

自然界ではなかなか群生する姿をみかけませんが、植物園で育てた苗を次々と植えこむことで、マツムシソウの花畑を作っています!

この花もこれから咲くつぼみが多く、まだまだ見頃が続きそうです!

同じく2年草で、植え替えしながら育てているシナノナデシコ。

意外と花期が長く次々と花を咲かせているので、まだ見頃が続きそうです!

植物園で植栽数12万株を誇るコマクサの群生です!

開花は6月上旬から。

花が多いのは、7月中旬~8月中旬。

8月下旬になった今でも、まだまだ花を咲かせてくれています!

近寄ってみると、新鮮な花もあちこちで見られます!

この株も、タネが育つ花もあれば、奥にはつぼみが伸びてきています。

9月に入ってもまだ花は見られるでしょう!

お盆も過ぎたところで、歩道の改良などの作業も進めるようになりました!

雪に耐えるような組み方をして、さらに歩きやすく植物園を整備していきます!

午前中には登山をする方がみられ、

午後には下山してきた方がみられたりします。

北アルプス五竜岳への登山口でもあり、コースタイム90分の小遠見山まで往復される方もいらっしゃいます。

登山から気軽な花観光まで、植物園の見どころはまだまだ続きます!

天気予報でなかなか晴れの予報が出ませんが・・・夏から秋へ移り変わる植物の姿をお楽しみくださいませ!