緑の調律日誌

モデルさんをグラビア撮影

2013/04/07

冬の間も室内で育てていた青いケシが咲きました!

ちょっと青よりは紫がかった色。

複数咲いているのですが、一番キレイな形(葉、茎、姿など)のものを選定。

記録用、営業用、色々な目的を含めて撮影してみました。

マクロレンズを購入して、こういうアップが自在に撮れるのは良いところ。

また、今回は鉢植えのため、あらゆる角度、光条件のもとでの撮影が可能。

それは野生や地植えの花を撮影するのとは違い、

「モノ」を撮るのに近く、いかに美しく撮るかを追求できることに。

晴れたこの日は太陽の光を存分に使って。

反対側から撮影。

どっちの角度が綺麗に見えるものか・・・。

雪山をバックに。この時期と鉢植えならでは!

反対側から撮影。好みはあれど、

こちら側の方が花が適度に閉じた感じがして、好き。

・・・・・・・・・。

さて、二日たち、下の花も咲きました。二つ同時に。

ただ、最初の花の見ごろが終わりに近い。花粉が多く落ちてきている。

上段、下段の花を合わせて綺麗に取れるのは、おそらく今日のみ。

こういうタイミングを逃さないのも、自分で育てている利点でしょうね・・・。

コンクリートをバックに。正統派すてきな写真。色も忠実。

室内に運び、黒い窓をバックに。バックを黒でカッコ良く。

赤い革ソファーに置いて。ちょっと違った演出を。

窓際のソフトな逆光で。ドラマチックな感じに。

全体を見るとこんな感じ。

アップなら分からないものの、

撮影の現実を知るとちょっとガッカリするかもしれません・・・。

下の植木鉢で高さを調整したりも出来ます。

机の板をバックに置いて、室内写真らしく柔らかく。

逆光その2。さっきよりもドラマチックに。

右上の黒は、信州牛ポスター。

ボカしたけれど、これが無い方が良かったな・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、これだけの写真を撮るのに100枚以上シャッターを押してみた・・・。

鉢植え、室内、机の上、そんな状況では、屋外より構図や光に凝ることが出来る。

ただし、今回の撮影は野生、地植えの植物撮影と違って、

いかに対象を美しく撮るかを目的にしたもの。

______

もし、植物の「生態写真」であるならば、カッコ良さやドラマ性よりも、

・いかにピントがあっているか

・全体(または目的に応じた一部)がきちんと写っているか

・生息環境(森か岩場か草原かetc)を写すつもりで、背景に写す

などを注意して撮影したりするはず。

ドラマ性があっても勿論良いけれど、それは「記録」とは別のものであるはず。

__________

まあ、難しく考えず、楽しく撮れれば良いのですけどね・・・。

ただ、

最低限のピントが合っていることは重要なはず。

この花の場合は先端の花のオシベに合わせてみた。

ピント、むずかしい・・・。

あとは、写真に表現すべきものを込められれば、

レベルが上がっていくのではないかと考えてます。

・・・そんな中で、今日一番好きな写真は・・・

花びらの繊細さを表現すべく撮ってみました。

先端の花をきちんと写すとか、本来の色合いとかは抜きにして。

単純に正統派でキレイなワンパターンな写真にならなかっただけが良かっただけかもしれないけれど。

___________

今回の機材は、ニコンD7000、ニコン40mmマクロ。

実践的かつ安価な機材であるものの、

高額な機材ならそれだけで上に行けるのか。

いや、単純な技術と撮影条件でさらに変えられるのか。

まだまだ、探求は続きます。

良い写真が撮れると嬉しい・・・それを追い求めていって。

_______________

おまけ

写真とはまた違った技術、作曲。

形が無いだけに、表現すべき情景は明確に。

描いたものは、タイトルそのままで。

→ ♪ 優しい音がする

ピアノ+弦は好きだけれど、ワンパターンになりがちな・・・