緑の調律日誌

雨の日の青いケシ

2014/07/05

青いケシが見ごろです。

最近、雨がちですが・・・、花の美しさ、瑞々しさを感じるのには、

雨の日もまた良いものです。

色が青くなかった、青いケシ。

個体差によって、このような色が出るようです。

メコノプシス・インテグリフォリア。

青いケシの仲間ですが、花は黄色い種類です。

つぼみですが、つぼみも良い雰囲気で。

葉には、細かい毛が生えているので、水滴も多くついています。

メコノプシス・カンブリカ。

鮮やかな黄色も、雨の中で際立って見えるようです。

青いケシの新種、メコノプシス・バランゲンシス・アトラータ。

一昨日は先端の花だけだったのが、どんどん咲いてきています。

アップで撮ると、トゲに水滴が乗っているのが、面白いものです。

雨の日でも、多くの方が来られています。

植物園内で草取りや写真撮影をしていると、

様々な高山植物に喜ばれ、驚かれ、楽しまれている様子が伝わってきます。

こちらは、花とカメラのことを色々と話させていただいた、安曇野市在住の花村さん。

デジタルカメラ全盛ですが、フィルムカメラだと、シャッターのひと押しが重いこと、

今日の天気は花を撮るには良いこと、など楽しく話させていただきました。

植物園には何度も足を運んでいただいているようで、季節に応じて来ていただけるのは、

花を育て管理する側としては、大変嬉しいものでした。

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雨の日でも、植物の魅力は感じられるものです。

・・・・・・。

・・・でもね、そりゃあ、もちろん、やっぱり、晴れの方が良いです。

ぼくは正直ものですから。

けれど、訪れたその日に合わせて、

花や山や木々や、目に見えるものを感じ取っていただければ・・・、

そんな感じです。

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おまけ

以前も掲載した、自作曲ですが、雨のイメージということで、再掲載にて。

→ ♪  雨の花束 (クリックで再生します)