ガーデンブログ
手作りなんです 案内看板
2010/06/07
2010年6月16日、
「白馬五竜高山植物園」のリニューアルオープンが迫ってきました。
以前は「五竜アルプス山野草園」という名で親しまれていましたが、
『植物園』としての体制を整える方針のため、今年より名称が変更となっています。
学術的な視点を交えつつ、自社での育苗なども行いつつ、他地域の植物園との情報交換、種子交換なども盛んに行っていく予定です。
ところで、旧名称の看板を変更しなければいけません…。
実は植物園内やエスカルプラザには社員による手作りのものが数多くあります。
ロックガーデンの施工・石組み、園内のあずま屋・ベンチ、エスカルプラザ内の内装の数々、ビジターセンター、数えればキリが無いほどに。
ということで、案内看板の変更も自らの手で行います。。。
この案内板を頼りに、迷わずに園内を散策下さい!
ヒマラヤの青いケシ
2010/06/04
「青い花は…?」と尋ねられて思いつくものを想像してみてください。
子どもの頃に育てたアサガオや、梅雨の頃のアジサイ、園芸店で見かけた名前は知らないあの花…。思いつきはするものの、意外と「青」といった花は少ないような気がします。
この花の色は、忘れられない「青」になるかと思います。
ヒマラヤの高山にみられる青いケシ “Meconopsis(メコノプシス)”の仲間です。
25℃を超えるような地域では上手く育たず、栽培が難しい種類とされています。
標高1500mの白馬五竜高山植物園は野辺山や軽井沢より冷涼な気候であるため、青いケシの栽培、生育には適しているものです。
写真の青いケシは、白馬山麓の育苗施設で実験的に育てたものが今年咲いたものです。
園内の青いケシはまだ指一本分くらいの大きさですが、見ごろは7月になるかと思います。
本ブログにて開花情報をお伝えしますので、お見逃しなく!
外国の高山植物
2010/06/04
季節外れのカタクリ 標高1600m
2010/06/04
カタクリ?、カタクリ粉なら知っているけど…?
昔はカタクリの根っこのあたりからデンプンを取り、それがカタクリ粉と呼ばれていましたが、今ではほとんど全てがジャガイモからデンプンを取っています。
早春に咲く花として知られ、白馬村の村花ともなっているカタクリ。
開花の時期は桜の時期と大体同じで、長野県内の平地で4月に咲くのが普通です(白馬村では4月下旬?5月上旬)。
標高1600m前後のアルプス平自然遊歩道では今、この時期にカタクリの花が咲いています。
それも場所によっては芽が固い雪を突き破って生えてきます!これはすごいぜ。
登山道のど真ん中にも生えています!
夏には葉も完全に地上から消えてしまう植物ですが、夏の登山道の足元には色々な植物が実は眠っているのかもしれません。
ミズバショウ 地蔵の沼
2010/06/04
湿原に咲くミズバショウ、その姿を見たことはありますか?
白馬五竜高山植物園から五竜岳へと至る登山道。
その一部が「アルプス平自然遊歩道」として整備されていますが、湿原が点在する歩道沿いには「地蔵の沼」と呼ばれる沼があります。
沼の底は黒い泥であり、時期やタイミングによっては鏡のように映ることもあります。
実は地蔵の沼のミズバショウは比較的早く咲くため、園内の整備点検のこの時期しか見られない光景ですが、遊歩道沿いの雪解けの遅い場所ならば、6月末までミズバショウの姿を見られることがあります。
アルプス平自然遊歩道のこのあたりには、自生のニッコウキスゲなども多く、紅葉が鮮やかなツツジやカエデ類なども多いため、四季を通して散策が楽しめる場所でもあります。
ヒメイチゲ ゲレンデ内にて
2010/06/04
ザゼンソウ ゲレンデ内にて
2010/06/04
園内には雪が残っています!
2010/06/04
「緑の調律日誌」
2010/06/04
白馬五竜高山植物園の坪井です。
この度は、本ブログにアクセス頂きまして、誠にありがとうございます。
植物の種を蒔き、それらを適切に育て、その植物の魅力を引き立てるように植栽、展示を行う…。
その過程を描いていくのが本ブログであり、楽器演奏や楽器製作も好きであることもあり、
「緑の調律日誌」とタイトルを名づけたものです。
白馬五竜高山植物園の四季の変化、日々の出来事などを載せていきます。
園内へと訪れる時期の参考に、もしくは園内を訪れた気分を味わって頂けましたら幸いです。
2010年6月4日 坪井勇人


















