ナイターが無いと寂しいです@プリンス2026.03.20
おはようございます、こんにちは、こんばんは。皆様、お疲れ様です。パトロールのプリンス隊員です。
カレンダーはいつの間にか三月後半を指し、エイブル白馬五竜にもドスドスと確実に春の足音が聞こえてくるようになりました。
朝一番、をやる際の空気が、心なしか柔らかくなった気がします。ハイシーズン特有の鼻の奥がツンとするようなあの痛いほどの寒さが、今では少しだけ懐かしい気もします…..。
パトロールに入ってからの約三か月。この雪山で過ごした時間は、季節を一つ、塗り替えてしまったようです。
気温もいつの間にかマイナスではなくなりプラスの温度になっていました!
ふと視線を向けると、そこには雲の上が海のように広がる、この世のものとは思えない光景が。太陽の光を浴びてキラキラと輝く雲の波を見ていると、自然の壮大さと、自分が抱えていた小さな悩みがスッと消えていくような気がします。
三月の後半になり、雪質の変化や混雑への対応で神経を研ぎ澄ます毎日。でも、そんな私たちの緊張を、予期せぬ形でほぐしてくれるのが、先輩方です。巡回の合間にベースに戻ると、何やらカレーの匂いが、、、、、????????何事かと覗くと、さるぼぼ先輩が何やら真剣に作業をしていました。破れたネットを、手慣れた手つきで補修している…..と思いきや。その左手には何故かカレーの箱が。
(プリンス心の声「…..先輩、なぜカレーのもとを?そしてなぜ今カレー?)
思わず突っ込みそうになりましたが、先輩があまりにも真剣な表情でネットとカレーを見比べているので、私は静かに見守る事にしました。もしかしたらカレーの辛さで集中力を高めていたのかもしれませんね(笑)。
巡回中にふと今までにない前と後ろの画角を載せてみるのは面白いなと思って撮ってみました(笑)。
目の前に広がるのは、春の陽光を浴びて穏やかな空気に包まれている白馬村の全貌。
そして背後にそびえるのは、まだ厳冬の威厳を称えた、真っ白な五竜岳。
この三か月、私はずっと、この二つの巨大な存在の間に立っていました。麓の村の『日常』と、山の上の『非日常』。最初はただ圧倒されるばかりだったこの景色も、今では私の心に一番しっくりくる風景であり少し特別な場所です。
怒涛の一日が終わり、リフト、ゴンドラの音が止まる頃。五竜の山には、日中の賑わいが嘘のような、深い静寂が訪れます。ナイター営業も昨日で終了してしまい、ゲレンデの照明が一つもつきません……。暗闇の中にぽつんと置かれたスノーモービルと、おくに見える圧雪車の光を見つめていると、むねの奥が少しだけチクリと寂しくなります。この景色を見るのも、パトロールの皆さんと会えるのも、今シーズンはあと少しなんだな、と。
でも、そんな寂しさは、パトロールに入ってから今日まで見た先輩の姿への『憧れ』と、明日への『決意』に変わります。18歳の私が、ここまで成長できたのも尊敬できる先輩方の背中を間近でみることの出来る環境に居たからかもしれません。いつか自分も先輩方の様に尊敬され、憧れられる人になる為にも、これからも精進していきます。
皆さま、明日も最高にたのしい、そして何よりも安全な一日を!
滑る際はスピードと雪の変化に注意を!
エイブル白馬五竜にてお待ちしております。








