身体の限界は、ガジェットの限界の後に@めとろぽり子2026.01.29
武士といえば鎧兜、五竜パトロールなら胸板に十字でしょうか。白糸威褄取大鎧を見ながら妄想を膨らませております。
こんばんは、めとろぽり子でございます。
今朝は東に太陽が見えたものの、次第に太陽の輪郭が若干透けるか否かの仄暗い朝一番でございました。
低気圧のせいか若干な妖気が漂う中からのスタート、セルゲイ・ラフマニノフで交響曲第2番ホ短調作品27、3楽章で始めましょう。
ちなみに朝の冷え込んだキャビンは松岡修造並みに周囲の気温を上げてくれる賑やか隊長の枯木隊員が温めてくれました。
枯木隊員出勤日は朝から夕方まで活気にあふれます。
枯木隊員「ジャックバウアー死んじまうわ!!!ガハハハ!!!」
TKO隊員「(笑)」
このまま長期寒波も和らげていただきたいですね。
圧雪面の上に数センチ積もったアルプス平。
今朝も-8度まで冷え込み、昨夜は風が横殴りに吹いたであろう、霧氷がたくさん。
これを落として見やすくしていく作業も朝一番の役目でございます。
立っている設置物の視認性をあげ、ポールやロープを目覚めさせていきます。
これを
こうして、ヨシ!
先日わたくし、日本全国のスキー場に関係する団体が集まる講習会に出席し、安全なスキー場にするにはどうしたらいいのかを協議するよき経験をさせていただきました。
ので、本日は巡回をしつつ、ハザードチェックを進めてまいりたいと思います。お付き合いくださいませ。
看板、それはゲレンデの聖域(サンクチュアリ)を示すモノ。
さて、皆さんはゲレンデに立っている「棒」や「看板」、意識したことはありますか?
読者の皆様は「Sh**またかよ!!」かもしれませんが、実はこれめちゃくちゃ大事でございます。
まずはこちら黄色頭のポール:スキー場内の境界区域
「こっから先、入っちゃダメよ。約束だよ」
続いて黄色と黒のストライプ:スキー場と外部の境界区域
「ここから先、入ったらアカンで。約束やで。スキー場じゃないで。知らんで。」
これらのポールたちにロープがなくても、ポールが立っているところが境界線、とさせていただいております。
我らが黒メット隊長の持つロンギヌスの槍とは少し違う長い棒ではありますが、危険という名の使徒から皆さんを守る境界線でございます。
「何が危険なの?」 そう思うかもしれません。しかし、立っていることに意味がある、と言えるまでわたくし共パトロールも安全管理の意識を高めていきたい所存でございます。
こんな感じで積雪がまとまると「今日はどこのエリアを拡張する?」協議が隊長のもと行われ、下請けの隊員たちが手足となりゲレンデを日々作っております。
アル3上ロープヨシ!
マットヨシ!
そうそう、今日は視界が悪かったもののこんな感じで看板が存在感を放っておりました。
視認性の高い、存在感のある色を採用できたことに、看板制作班のわたくしもにっこり。
吹雪の中で「おっ、なんかあるな」と気づいてもらい、少しでも皆様の安心に繋げていきたいです。
これぞ、雪山における究極のポップアート。
ここで日中のゲレンデの様子を見ていきましょう。
お昼須頃からグランプリはガスガスに、、
あちゃ~、、、
最近噂のアイツは圧雪後かなり滑りやすそうな??
とおみゲレンデは上部と一変して視界も効いて、平日にも関わらず多くの方で賑わっておりました。
今季最強長期寒波はただ寒いだけじゃないんです。
こちら、通称D水槽下のエリアもあの厄介だった「薮薮(やぶやぶ)」たちも少しずつ息を潜めていい感じに。
ボケッと突っ立っていたわたくしを不審に思ったゲストの方がおずおずと 「ここ、通っていいんですよね、、?」と聞かれてしまったので、「どこでも、ここのエリアはどこへでも!」と返すとお相手は満面の笑みに。
木々は逃げません。向かってくるのは自分です。 常に冷静な判断を。
木とディープなキスをすることにならないよう、マージンを持って楽しみましょう。
本日とて某隊員の「ぽりブログかぁ!!(激励を最大限にこめた圧)をいただいておりましたので「最高にかっこいい巡回風景を撮って、美術館レベルの一枚にするぞ〜〜」と意気込んでいたのですが、、
カメラを構えた瞬間に無線が入るのは日常茶飯事。
出動でございます。
要救助者がいれば、グランプリからとおみゲレンデまで一直線したり急登を登り返したりなんてなんのその。
わたくしの大腿四頭筋が大気圏突入時の摩擦熱くらい熱いですが、筋肉がきれなければどうということはないのです。「まだ終わらんよ!!」と熱く燃えて見ましたが、現実はゼェハァ言いながら雪を蹴る泥臭い作業です。
わたくし 「これだけ動いたのでプリン一個分くらいはカロリー消費していて欲しいのですが」
DE隊員「してへんやろ。人間の体はそんなうまくできてへんで(笑)」
しょんぼり。
体脂肪、バベルの塔のごとく堅牢。
そんなこんなで最終です。
あろうことかわたくしのスマホが低体温症となりブラックアウトしたため、拡張したエキスパート・スキーヤーズレフトのツリーエリアの写真が撮れず仕舞いでございました。
私の脳内CPUはカフェインで回っていても、スマホのバッテリー(リチウムイオン)は物理法則に勝てなかったようです。
「まだだ、まだ終わらんよ!」と再起動を試みるも、無慈悲なAppleロゴの点滅。
コース拡張の様子や、潜んでいるホールの恐怖をお伝えしたかっただけですのに……。
知らぬところには行かない。
Don’t know, Don’t go.
明日も元気に「安全・第一!」
どうか安全に楽しく当スキー場での滑走をお楽しみくださいませ。
それではごきげんよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日の一枚はこちら。
なーんか処理落ちしそう、ねむねむ……? そんな甘え、雪山の神様は見逃してくれません。 ということでカフェインとりました。
こちら五竜スキー場55周年記念グッズの水筒でございます。
安全に滑るということは、地形を読み予測しコントロールし続けること。脳のCPU回して参りましょう。
演算速度を最大まで引き上げ、いざ哲学的な問いへ!
パトの滑りは、装飾過多なバロック様式ではなく洗練されたモダニズム建築であるべきか
はぁ、私のフォームも早く安定させたい。
























