カメラのHDRの進化に感嘆している黒メットです、こんばんは。

 

○本日の白馬五竜

天候：快晴

降雪：夜間　日中ともに０ｃｍ

気温：8時+5℃　15時+8℃

風：ほぼ無風

 

本日のブログはちょいとテイストを変えてお送りしてみます。

 

4月4日 午前7時35分

今日もゴンドラに揺られて仕事に向かう。

とおみゲレンデの融雪具合を眺めながら、ブログネタを探すがサルもカモシカも見つけれれない。

ステンシルの武田菱から覗くスタイルを試してみる。

 

午前7時53分

始業点検でグランプリコースへ

今日もキレイな青空とキレイな圧雪面。

まだ固いが強い日射で緩み始めている。

営業開始頃にはほどよい感じでカービングが楽しめそうだ。

圧雪車のこぼした雪玉をつぶしながら、下山コースの閉鎖作業を行う。

例年より早い始業点検のルーティンに気持ちがなんだか追い付かない。

 

 

午前8時25分

始業点検を終え、稜線を見上げると本物の武田菱が映えている。

天然の雲が一つも無い空に飛行機雲が白線を引いていく。

なかなかイイ写真が撮れた気がして満足。

 

9時26分

最初の巡回兼作業へ再びゲレンデへ。

飛行機雲の名残が欠けた日輪を作っていた。

ケガ人がいるかもしれないとの情報が入るが、大事なく済んだ。

予定の作業へ向かう事とする。

 

午前9時34分

登山口の看板が雪解けで高くなってしまっていたので、

見やすい位置に下げる。

ビーコンチェッカーの単管の根元は浮いていた。

雪融けの速さには毎度驚かされる。

作業の相棒が持ってきてくれた電動工具は仕事がはかどり、ありがたい。

便利な道具はどんどん使って、効率を上げたいものだ。

 

午前10時12分

思ったより時間がかかってしまったが、無事に作業は終了した。

僕がこの看板類の作業をするのは今季3回目。

いつもやってくれている元請けのパト隊員さんからの孫請けでの作業。

「費用請求は元請けに出すか」という冗談で笑いあって本部に戻る。

元請けさんは長い休暇に入ったので、支払い受け取りは休暇明けになるかな。

 

午後0時15分

2度目の巡回。

雪融けに伴っての設置物の細かい調整作業をして、白馬三山を眺めてみる。

代掻き馬の雪形がハッキリ見える。

農家の皆さんは早い季節の廻りに慌てているのだろうか。

突然の寒の戻りからの霜が心配だ。

 

午後１時43分

三回目の巡回。

動物ネタを探すがカラスくらいしかいない。

鬼太郎の様に空を飛ばせてもらうには何を報酬にあげればいいのだろう、

としょうもない妄想をしてみる。

 

融雪が進み、雪解け水がブーツの隙間から少しずつ浸水しているようだ。

足先が冷たい。

柔らかいシェルでバックル緩めが好みの弊害か。

バックルきつめにしてみるが、足裏感覚が慣れない。

あちらを立てればこちらが立たず。

 

午後4時6分

最終点検は地蔵当番になる。

夏道をスキーブーツで歩くのは一苦労。

雪があった方が歩きやすい事もある。お山の不思議。

今シーズンは風除け地蔵の本分である爆風から避難をさせてもらう場面が少なかったな、

と思い返してみた。

 

午後4時52分

念のためで、とおみゲレンデまで最終確認に下りる。

どこまでスキーを脱がずに移動できるか、考えあぐねるレーサーがいた。

歩くより、滑り降りる方が楽だが、草スキーは出来るだけ避けたい心理なり。

 

こんな所も滑らなきゃいけないので、滑走面はストラクチャーだらけ。

状況によって使い分けれる板がいっぱいあるのはありがたいが、

手入れの手間は増えるのは悩みどころだ。

夕方はよきコーンスノーだった。

今シーズンの春雪は滑走性がイイ気がする。

ストップ雪の日が少ない。

 

午後17時20分

ミーティングをして業務終了。

今日は出動ゼロ。大きな事故が無くてよかった。

明日もよき日でありますように。

 

※今晩、テクニカルコースの中央を圧雪して、

週末のイベントに向けて一部セパレートする予定です。

コブ滑れるところが減っちゃいますが、ご了承ください。

 

…

新スタイル、いかがでしたか？

写真多めで、備忘録的にやってみました。

あんまり文章力を考えなくていいけど、

写真が無いといまいちな気がするかな、

という自己感想。

 

今後もゲレンデ管理もブログも試行錯誤して、

よりベターな道を探していこうかと。

 

お別れ感が強めのブログが続きましたが、

もう少しスキーシーズンは続きますので、

これからもお付き合いよろしくお願いします。

 

僕からは以上です。