パトロールブログPatrol

雪と氷のお山@黒メット2021.02.26

私物PCで窓派から林檎派に鞍替えした黒メットです、こんばんは。

 

今日は寒そうな空と硬そうな雪面の朝でした。

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節分も過ぎてしばらく経ち、
春のような初夏のような日もありましたが、
ここ数日は低温傾向の日が続いております。

白馬のスキー場は軒並みカチカチ山でございます。

本日も例に漏れず、カチカチのガチガチアイシーでしたが、
薄っすらと積もった1㎝程度の新雪と霧氷のおかげで
極端に滑り難い事はありませんでした。

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ほんのちょっとの新雪でも滑走感は全然違いますね。

ただ、今日は霧も濃く出る時間が多く、
雪面状況どうこう以前に雪面が良く見えないので、
足裏と第六感を働かせて移動せざるをえませんでした。

看板など目印が見えると、ホッとしましたね。
写真を撮るとトリミングして背景を白くしたみたいに見えますな。

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カチカチのアイシーな雪面は嫌われる事が多いですが、
捉え方次第で良い所もあります。

それは滑り手の技術の悪い所を教えてくれるのです。

俗に言う、“ポジションが良い”と
アイスバーンでも気持ちよくターンが出来ます。
“ポジションが悪い”と
暴走したりエッジが抜けたり弾かれたりするのです。

どの姿勢でどの様に力を加えれば、
気持ちくよく板が動いてくれるのか考えながら練習するには、
硬い雪の日が適しているのです。
こんな日によく練習する人は上達が早いと思います。
アイスバーンを上手に滑る人は、パウダーも上手に滑りがちです。

硬い雪の日は板の気持ちを聞き技術を磨く求道者になりきると楽しめる…かもしれません。

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まぁ、元も事もない事言うと、
僕は柔らかい雪の方が好きですけどね。
さて、フラットで硬いアイシーな雪面は楽しみ方があるのですが、
硬い段差や雪玉が転がっている雪面は不意の一撃をくらう事がありますので、
皆様もお気を付けください。

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雪玉の硬さは千差万別で、
硬いと思って気合を入れて踏みつけるとスカッと空ぶる程に柔らかかったり、
全力の踏みつけにもビクともしない石みたいのもあるんです。

 

営業終了の頃には霧散し、ようやく視界が抜けました。

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明日は晴れ間が見えそうですが、
気温は低い予報になっておりますので、
ご来場を予定されている方は引き続き硬い雪にお気を付けくださいね。

 

黒でも橙でも何色でも、メットの着用おススメです。

カモでもシカでもないけどカモシカ。

大事なのは内容なのです。

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背中合わせなのは、昨日ケンカしてたからかしら。

(カモシカのケンカを初めて見ましたが、「なんとおっとりとしたモノか」という感想でした。)

 
さて、ここからは蛇足。

寒暖差によって産まれる氷柱コレクションで本日のブログを締めようと思います。

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コチラはノーマルさん。

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…からの曲がった氷柱。何があった!?

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目指すは氷瀑。

 

では、お粗末様でした。

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