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霧氷と青空と板流し@黒メット2018.03.17

形状がツボな深海魚はデメニギスの黒メットです、こんばんは。

 

モヤモヤがうごめくアルプス平。

気温は-7℃。

降雪は1cmほど。降ったというより霧氷がたくさん張り付いた感じ。

で、その下はガチガチの氷の層。

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ポールなどにへばり付いた霧氷は面白い形でしたが、

なにせ滑り辛い。

ちょっとした凸凹や雪玉ですら足を取られ、油断ならない雪面でした。

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おまけに視界が悪く、

「今日も暗中ならず、白中模索かぁ。。。」

と嘆きながら下りて行くと、

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…さっと青空が広がりだし、

あっと言う間に、息を呑むほどの晴天に。

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霧氷の白と、青空と。

 

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よき眺めでした。

 

日射のわりに気温は低めで推移しましたが、陽の当たる所はほどよく雪がゆるみ、

コブなんかは滑りやすかったですね。

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圧雪も基本的には滑りやすかったですが、

砂のようなザラメ雪やら氷やらがたまっている所は足が取られる瞬間がありましたね。

 

結果的に、晴れた土曜日ということで、客入りもなかなかで、

賑わいのあるゲレンデになりました。

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で、本日の出動要請で最も多かったのは、

「スノーボードの板流し」

 

ここ数日、この件の出動要請が異常に多いです。

 

スノーボードは手元を離れて滑り出すと、何かにぶつかるまで滑り続けます。

(スキーはビンディングにブレーキ機構があるけど、

スノーボードや一部のファンスキーはそれが無いので。)

 

・写真を撮るためなどに、板を置いていたら、流れてしまった。

・板を脱いで斜面を歩こうとしていたら、手から離してしまった。

 

理由は様々あれども、

板自身の重量もそこそこありますし、

エッジは刃物と同じです。

 

不運にも人に当たってしまったら、大事になりかねません。

 

・スノーボードを置くときはバイン側を下にする。

・風が強い時は、屋外に置きっ放しにしない。

・歩く時は、しっかり持つ。(転んでも極力は離さない。)

 

以上、板の管理はご自身の責任でしっかりお願いします。

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さてさて、春の気候で、雪融けが進んでいる今日この頃。

 

夕方頃にはダイナミックコースの入口付近で地面がコンニチハしてました。

小石もコロッと。。。

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明日も晴れ予報ですし、気温も上がりそうです。

いろいろ出てきちゃうかもしれませんのが、これも自然の季節サイクルですので、

ご了承下さい。

 

春の足音が日に日に大きくなって来てる気がしますが、

まだまだストレス少なく滑走できるコンディションは維持してます。

ご来場お待ちしておりますね。

 

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さぁ、霧氷が枝から落ちた様子が、釜揚げシラスに見えるくらい腹が減ったので、

今日はこの辺で。

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