ハッピーイヌイヤー@抹茶抹茶どんどん2018.01.01
新年明けましておめでとうございます。
2018年が皆様にとりましても素晴らしい一年になりますように。
さて戌年の始まりです。
犬は大好きな抹茶抹茶どんどんです。
元旦なのでいつもより真面目に書きましょうかね。
7:00のベース前。
いきなりの初日の出。
上空は雲で覆われていましたが、山の端の雲の切れ目からズバッと出てきました。
なんて幸先の良い元旦なのでしょう。
これだけで素晴らしい2018年になりそうな予感がします。
モービルも喜んだ犬の顔のようです。
13:00のベース前。
そんな晴れ間は束の間、いや刹那とも言うべき日の出のタイミングのみ。
あとは雲の中。
しかしその雲、今日も良い雪を降らせてくれました。
ガスで視界が良くない時間帯もありましたが、終日降雪が続き、しかも雪質良好。
元日だからかゲストの数も落ち着いており、コースの中だけでも一日中パウダースノーが楽しめる環境でした。
雪が好きな犬は多いですが、もしここでそんな犬達を離したら、もっさもっさの雪に飛び込んで遊ぶんだろうなぁ、なんて考えてました。
お腹に雪玉たくさん作って。
(でも五竜のゲレンデでは犬はNGです。ごめんなさい。)
パウダー好きなヒト達は楽しみ過ぎるあまり、滑走禁止エリアへの滑走痕がチラホラ見受けられました。
残念です。
直接的に雪崩の危険性が高いエリアはもちろん、そこがトリガーとなって他の場所の大きい雪崩を誘発するような場所、入ってしまったら二度と戻ってこれないような場所、そんなエリアを明確に規制しています。
軽い気持ちでロープの向こうを滑る事で、自分自身が埋没したり、雪崩にのまれたり、または自身が起こした雪崩で他の誰かを埋没させてしまったり。
そんなエリアです。
新年もオメデタイも関係なく、滑走禁止エリアへの進入は通年で絶対にやめてください。
アルプス第4ペアリフトの奥には山岳エリア、バックカントリーへのゲートがあります。
推奨しているわけではありません。
ここから先には無限の楽しみと無限のリスクが広がっているかと思いますが、ここから出て行かれる方は、ビーコン、プローブ、スコップなど死のリスクを幾分軽減してくれる装備は必携です。
もちろんスキルと経験も絶対に必要なエリアです。そしてパートナーも。
基本的には、ここから先で発生した雪崩がスキー場内に影響を及ぼすことはありません。
(山岳エリア、バックカントリー周辺で滑走、登攀しているバックカントリースキーヤー・スノーボーダー、登山者への影響はあるかと思います。)
さてお正月のゲレンデに目を向けてみると、昨年、一昨年の大混雑はありません(今のところ)
今シーズンは他のスキー場も降雪十分でオープンしているからでしょうか。
ある意味健全なスキー場の姿とも言えるかもしれません。
明日も雪が降ったり止んだりな一日になりそうです。
明晩はまとまった雪になるかもしれません。
防寒対策十分でお越しください。
ゲレンデも本来のカタチに近づきつつあります。
本日この作業を若手隊員と行いました。
抹茶抹茶どんどんは五竜に来てから4年。
この場所の敷設作業は縁あって4年連続となります。
不思議なものです。
(少しは歴史を語れるようになってきたのかな)なんて思いながら、犬のようにバウワウとラッセルしていました。
さて2018年も様々なご縁と雪を楽しみたいと思っています。
改めまして本年も宜しくお願い致します。
抹茶抹茶どんどんの飼っている猫の名前は「どさ氏」と「ブートセン」と申します。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。