新雪は上で20～30cm、テストスキーから始った朝です。テストスキーに入るメンバー以外は少数（精鋭）でコースのセッティング。今朝の私はそっち組でした。メンバーは他にマルハチライダーとDE。既に二人はあづま先輩のもと作戦会議済みで、乗り遅れ且つ流れに不安がある私はDEに段取りを教わるなどして各々任務につきました。三人は別々のところにいながらも気持ちと目指すものと握ったドリルは同じ。昨日うまくいかなかったこともあって、今日こそはという思いもありました。

深く埋もれたポール、雪面近いロープ、新雪を抱えたネット、雪を被った看板、雪の重みで枝垂れる木々。

作業が早く進んだテストスキー組もドリル部隊へと転身し、今日もみんなで汗を流して力を合わせてゲレンデが出来上がりました。お互いの動きを把握や予測して作業を進めるのは楽しい！ありがたやありがたや。

毎朝目覚めた時に思うことがあります。あと１時間半後にはあの作業に取り掛かるんだよなぁ、布団でぬくぬくしている私にそんなことが出来るのだろうか…不安。でもこれまで続けてきたのだからきっと今日も出来るんだろう…励まし。そうして今朝もあたふたと仕事をし、気付けば醒めていました。

 

上部は深い新雪がとても良い！ひざパウ、ももパウ、おなかパウ、底当たりなし！

ダイナミックあたりから少し重たくなり、板より雪が強くなったのを感じる。

とおみゲレンデに入るとしっかり湿雪。ベタベタがペタペタになりガリガリいってる。コース脇では何人かでかたまりになって大きな雪団子をかためてるお客様もいて、上と下では雪質も遊び方も別世界。なんとなく降雪が続いていた上では午後になると北寄りの風が強まり、その頃下ではツララが横になって落ちる用意を調えていました。

さっき抹茶どんが書いた世界地図を思い出しました。房総半島とオーストラリア大陸が重なり合って陸続き。世界は違えどすぐそこに。

 

夕方には箱を運びました。龍が眠るハコをハコんだのです。

眠りを覚まさなあかん！という枯木さんの呪文で蓋が開きました。

このポスター、よくよく見てみると

パトロールの練り歩き、というかパトロールのスイング（PINKY）になってるー

でもこの写真、個人的には大好きです。イベント屋さん抹茶どんに「龍がなくてもちゃんとやれよー」って言われて素直に真面目なみんな、お祭り男PINKYのテンションに乗せられて笑顔のみんな、そういう景色が目に浮かぶから。