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継続は力なり@枯木2017.02.02

皆さん今晩は、枯木です。2月に入り明後日から春、そんな節分前の1日如何お過ごしでしょうか。本日の五竜はテストスキーからの始まり、その後は暴風が吹き荒れる1日でした。アルプス平のリフトは一度は運行開始したものの、1時間半ほどで運休となり、15時20分頃にはテレキャビンも運休となってしまいました。修学旅行の高校生達も大勢来場してもらっていたので、とても残念な1日となりました。

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テストスキーのエリアからの1日

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抹どんくんも凛々しいです。

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普段は見ることの出来ないアングルからの一枚です。

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一段落してエキスパートから眺めた白馬村ですが、ここも強風が吹き荒れていましたがこの写真では判らないですね。

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ここはアルプス第4リフト終点上、山岳エリアへのゲートともいえる場所です。ここには各種注意看板と

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ビーコンチェッカーが設置してあります。注意看板には、ここから先はスキー場管理エリア外であることや、事故があった場合は遭難対策協議会に連絡する旨等が表示されています。是非ご一読いただきご理解いただくようお願いいたします。

さてビーコンチェッカーですが、枯木はこの装置の存在意義をあまり感じておりません。ビーコンを携帯して山に入る場合、当然複数の人間で入るべきで山に入る人間すべてが携行しなければなりません。そしてすべての人間が携行していればお互いにチェックしあうことができます。そしてその行為とビーコンチェッカーの決定的な差は、お互いをチェックしあう場合は送信、受信両方のチェックができるのに対し、チェッカーは送信のチェックしかできないということです。では何故設置しているのか?あくまでも私見ですが、この先はそういった装置が必要であるということを意識してもらう、その一点に尽きるとおもいます。昨今多くのスキー場の近くで遭難騒ぎが起きています。そしてその大部分はそういった装備を持たない、安易な意識しかない人達です。五竜スキー場からは、できるだけそういった出来事を減らすべく各所に注意看板、ホワイトボードによる注意喚起を行ってきました。

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さらに今年になってテレキャビンとおみ駅に、日本雪崩ネットワークの発表する白馬地域の雪崩情報も掲示しています。(もちろんJANの許可はもらっています)そういった地道な活動を通して、少しでも山に入る方に意識を持ってもらい、そういった出来事がなくなるようなればよいな、とおもっています。継続は力なり・・・・ですからね!

ふくからに 秋の草木の しおるれば むべ山風を 嵐というらん

そんな感じの今の外です。

 

 

 

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