パトにお任せ!?@めとろぽり子2026.01.15
日本の伝統技術を肴に冷えた純米大吟醸を山中塗りのお猪口でいただく至福が最近のマイブームです。
おはようございます、こんばんは。
めとろぽり子でございます。
今朝の白馬は稜線付近にわずかな雲を残しつつも気温はグッと下がり、身の引き締まるような心地よさでしたね。
清廉な淡水色から徐々に朝陽を帯びていく時間が見れるのもこの仕事ならではだなぁと和色見本だいすきわたくし独り言ちタイム、、というのはほどほどに、本日はヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」で始めましょう。
これは給油まちの圧雪車。この時間にここで見れるのは割と珍しいと湧きました。
抹茶隊員「こっからだったらキャビン止まっても持ってるロープで降りれるかな」
マッキナ隊員「でも、最後は飛び降りるでしょ〜? やだよ、俺は」
抹茶隊員「20メートルくらいっしょ? いけるくない?」
わたくし「(落下傘部隊の着地速度よりマシだろうな)」
では自由落下なら何メートルまでが無傷の境界線なのか… 人間はあまりにも脆弱な存在ですので大人しく救助を待ってくださいね。
いいえ救助などないのがよいのですが。
日々プランB、はたまたDくらいまで考える癖をつけるこそ、パトロール。
コチラはキレイに圧雪の入ったダイナミック。
風もなく穏やかで爆風で積雪はほとんど消えてしまったものの、ぎゅむっと音が鳴る非常に滑りやすい仕上がりでした。
エキスパートコースに入ってみると、昨日からかろうじて残っていた雪だまりでこれまたテンションが上がりそうなコブ。
と、心なしかキレキレターンな隊員。
いいですね~~♡
ところどころパックされた雪だとか、めくれて硬くなっている雪なども混在していますので、強風後のゲレンデは決して気を抜かずに戦い抜きましょう。
万が一、バランスを崩された際は、焦って抗うのではなく「低い姿勢」から。 重力と和解するのです。これこそが、雪山における生存の知恵でございます。

パノラマからグランプリ。
一日を通して特に混雑することもなく、気楽に楽しめた方も多かったのではないでしょうか。
さて、パトロール我々日中はといいますと、昨日の爆風によりところどころ設置物が悲鳴をあげていたので直しつつ、雪庇を新人のカルタス隊員とともに落としていきます。
せっかく直したばかりの資材が飛んでいったり、割れていたり、涙がちょちょぎらんばかりですが、ひとつひとつ職人技で直していくのも、パトロール。
隊員の中には修理資材マニアで工具屋さんと成り果てた隊員もいるほど。
タイラップ?結束バンド?インシュロック?未だになんて呼べばいいか定まっていないわたくし、カルタス隊員に説明も難しい。
その横で黙々と固定していくカルタス隊員。
設置物はそれぞれに意味があり、正常に立っていることが望ましいのです。
何故そこに立っているのか、安全へのメッセージを受け取っていただけると幸いです。
、、、、、と、ブログ読者の方に「パトブログ読んで覚えました!」と言われた事柄でしたので尚更気にかかります。ヒィ!!
わたくし「これは自然のなせる技、重なり合う雪面に採掘の興奮!」
カルタス隊員「この先行っていい?」
良いサイズのジャンプ台とも言えそう、「雪庇は飛ぶもの」みたいな有名なセリフもありますが、
安全のために落としていきます。ちゃんと落としたあとの潰し作業も忘れずに。
無慈悲に鳴り響くケガ人無線の合間を縫ってコツコツ作業をしています。
本日はコースの拡張も至る所で行われていましたので、ぜひ皆様あそこはどうかな、ここはどうかなと観察されてみてくださいませ。
お昼時の、要救助無線が止まらぬ魔の時間帯を終え、ようやく一息というところ、
”ツーツー本部”で調子が悪くなった暖房器具の修理、、、
を横目に、マッキナ隊員が長年コツコツと集めてくださった貴重な医学書籍を読み耽る「症例活」に励むのがわたくしのマイホビー。
先輩が整えてくださった知識の宝庫から、美味しい汁を啜らせていただく時間は、まさに至福のひととき。
情報収集や知識の積み重ねは必須なパトロール、わたくしも処置の現場経験が増えてきてもまだまだ「解剖学的な正解はどこか」と自問自答の連続。
抹茶隊員「ぽり、でもね、処置にペキカン(完璧)な正解なんてないから」
わたくし「ういす」
いち早い処置と医療機関への引継ぎが使命ですので、やはりファーストエイドの知識はあって損ではないの気持ちでページをめくる指が止まりません。
「いやぁ、今のわたくしには美酒よりも鮮明なレントゲン写真が欲しい……!」 などと、
あらぬ方向へ情熱を燃やして、独り言ちてしまうのでございます。 骨折線の美学、軟部組織の悲鳴…これらを深く理解することこそが、パトロールとしての真の「粋」ではないかと本気で考察。そして新人隊員に引かれて哀しいです。
午後からお天気の機嫌も悪くなってしまいました。
最終時には空は湿り気マシマシ雪に。
風も少し強くなって雪煙が上がるほど。
新しいパトウェアの撥水技術に感動が止まりません。
下部では雨混じりの雪となっておりました。
しかしながらナイター照明がとても美しいですね。
そうそう、雨とはいえ雪面は上がっていますので通称「おさかなネット」に転落防止ネットの取り付け作業が行われていました。
スピードの出し過ぎでぶち抜かないよう、各カーブともコントロールしていきましょうね。
気になる明日のお天気ですが、明日にかけて気温は横ばいかやや高く、深夜にどかっと降るようです。
凶寄りの吉となりそうだななんて思いますが、強風による低体温等に注意したレイヤリングをおすすめいたします。
今回はこの辺で、明日もゲレンデでお待ちしております!
それではごきげんよう。
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本日の一枚はこちら
そこ、マジで通ったのですか、、、???????
{警告!!}ロープ、ポールの越境はできません。
びしょびしょのハチャメチャは、、、、、、ライフ0になりかねませんので、、、




















