最後のブログ、、木こりへと戻ります@さるぼぼ君2025.05.01
皆さんこんにちは、さるぼぼ君です✌️
今シーズンラストブログのお時間です。。長かったような短かったような〜しかし今年はよく降りましたねぇ
毎年毎年「今年は大雪だぞぉ」「去年は少なかったから、今年は多分降るぞぉ」などなど毎年シーズン初めには、考察しますよね〜
考察しがちなのは雪好きだと僕は思っています。夏の仕事が林業のさるぼぼ君は、仕事仲間は基本スキーやスノーボードをしているので冬が近くなると、勤務中の会話は冬の話で盛り上がります!
さて今日は朝から晩までピーカン照りの晴れでした!
春の仕様になった朝イチのゲレンデ作業、ハイシーズンより余裕が出てきてパトロールも作業を終え朝イチの一本だけ全力で滑走可能です!まさにゲレンデの独り占め!!
久しぶりに勤務中に全力滑走をしたので、帽子が「びゅーーーーん」流石に気持ちが良かったです。春の朝イチゲレンデ悪くないですなぁ~(皆さま今回だけお許しくださいね)
それに釣られ隊員二名リフトで山頂へ~~~!(トンベイ隊員・TZKSK隊員)
約半年お世話になったゲレンデに感謝しながら雪が無くなる寂しさを胸に気持ち良く滑らせていただきました!!
春と言えばコブ!コブコブ!!(TZKSK隊員)と共にいざ!!コブ!!
美しいフォームですね(抹茶隊員・めとろぽり子隊員)!?!?!?どうでしょうお二人から見て~
二枚目はコース内に木が出てき始めており、安全のために手の子で必死に切っている所です。知り合いのスキーボーイに押さえてもらいながらなんとか除去完了!!
近くに知り合いがいて、手伝って頂いてスキー場を一緒に作っている感覚になり少しうれしくなりました!
春だと決まった人がスキー場に居て、顔見知りになったり~声をかけていただいたり、パトロールも僕自身も助かっています!!感謝と言えば、、、、、真面目に!真面目に書くぞ!!
題名「ガングロ君」
春の陽気が感じられるようになった白馬五竜スキー場。そんな中でも、リフト乗り場では変わらず黙々と作業を続けてくれる人がいます。彼の名前は「ガングロ君」。いつも日に焼けた肌と明るい笑顔で、リフト係としてゲレンデを支えてくれている存在です。
リフトというのは、スキー場を訪れるお客様にとって最初に接する場所でもあり、スムーズな運行が快適な滑走体験につながります。そんな重要な現場で、ガングロ君は毎日早朝から雪かきをしたり、安全確認をしたりと、地道な作業を一つひとつ丁寧にこなしています。写真に写る彼は、春の強い日差しの下で汗をかきながら雪をかいています。一見地味な作業かもしれませんが、この一手間が滑る人たちの安全につながるのです。その姿には、ただ「頑張っている」以上のプロ意識と責任感が感じられます。私たちパトロール隊も、現場でこうして一生懸命に働く仲間たちの存在があるからこそ、安心して役目を果たすことができます。ガングロ君、いつも本当にありがとう。あなたの頑張りが、このスキー場の支えとなっています。春が来ても、雪が解けても、その姿はきっと多くの人の記憶に残ることでしょう。その黒さも、、、
春の訪れを感じるとおみ駅~
冬の名残を感じさせる雪山に囲まれた白馬にも、少しずつ春が訪れます。厳しい寒さと積雪に包まれていた村やゲレンデが、少しずつ穏やかな空気に包まれていくその変化は、何度体験しても心が和むものです。白馬の春は、雪と新緑が共存する美しい季節です。標高の高い山々にはまだ真っ白な雪が残り、下界では田んぼに水が入り、木々が芽吹き始めます。「空は澄み」「陽射しはやわらかく」朝晩の冷え込みは過ぎ去り、日中は上着を脱ぎたくなるほどの暖かさを感じる日が増えてきます。スキー場では、春の雪が太陽の光を受けてきらきらと輝き、滑走を楽しむ人たちの笑い声が響きます。雪の質は冬とは違い、少し重たくなりますが、それでも春スキーならではの楽しさがそこにはあります。半袖で滑る人の姿や、ゲレンデでお昼にのんびり日向ぼっこする家族連れも見かけるようになり、冬の緊張感とはまた違う、開放感にあふれた時間が流れます。地元の人々にとっても、春は一つの区切りの季節です。冬の仕事を終え、それぞれが夏に向けての準備を始めるタイミングでもあります。白馬での生活は、四季の変化とともにあると実感する瞬間です。春の白馬は、冬の終わりと夏の始まりの間にある、「静かで豊かな時間。」「自然の美しさ、人の営み」そしてこの場所に流れる穏やかな空気が、心をゆるやかにしてくれます。また来る冬まで、この春を大切に味わいながら、次の季節へと歩んでいきたいと思います。(なんのお花たちか分かりませんでしたw)
最後に~
高山市出身の私は、白馬に篭って過ごすのも今年で2年目になりました。今シーズンから、念願だったエイブル白馬五竜スキー場でスキーパトロールとしての仕事を始めました。パトロールとしての1年目は、緊張と学びの連続で、あっという間に時間が過ぎていきました。。。
白馬五竜のパトロール隊は、みんな本当にかっこよく、頼りがいのある先輩ばかりでした。そんな中で、自分がその一員として動いていることに誇りを感じながら、日々の業務に取り組みました。シーズン前半はテストスキーが多く、朝から晩までバタバタと動き回る日々が続きました。それでも、雪と向き合いながら安全を守るという仕事は、自分にとってやりがいのあるものでした。今年の冬は例年以上に雪が多く、真冬はもちろん、春になってもゲレンデにはしっかりと雪が残ってくれました。そのおかげで、最後までスキーやスノーボードを楽しむお客様の姿を見届けることができたのは、本当に嬉しいことでした。
しかし、順調なシーズンの中にも試練はありました。2月の前半、業務中に怪我をしてしまい、一時的に現場を離れることに。自分の不注意を悔やみつつも、その間に感じた仲間たちの温かさと励ましには心から感謝しています。復帰してからは、怪我をする前以上に丁寧に、安全第一で行動するよう意識するようになりました。初めてのブログでは「さるぼぼ君」を名乗り、白馬での生活やパトロールの裏側、日々の出来事などを綴りました。ブログを通して応援の言葉をいただけることも増え、それがまた日々のモチベーションになっています。
そして、ゴールデンウィークを迎え、いよいよ夏の仕事へと切り替わる時期がやってきました。長くも短かったこの冬、たくさんの学びと出会いに感謝しながら、
また来シーズンに向けて新たな一歩を踏み出したいと思います。
来年も変わらず五竜パトロール並び私、「さるぼぼ君」を宜しくお願い致します!!!
皆さんまた来年お会いしましょう!今シーズンありがとうございました~~~!!!