靄粗目雪@黒メット2024.04.04
選手兼監督な気分の黒メットです、こんばんは。
本日の白馬五竜
天候:濃霧のち曇り(一時陽射しあり)
降雪:夜間日中ともに0㎝(夜間降雨)
気温:8時+4℃ 15時+4℃
風:無風
リフト待ち:無し
昨日から降り始めた雨は夜のうちに上がったようでしたが、
気温も高め、湿度も高めのジメッとした朝となりました。
…と、なればもはや五竜(裏)名物のガスガス濃霧。
ホラー映画の一幕の様ですが、怖い物は何も出て来ず、
むしろ森の野鳥の囀りが響き渡り、長閑な感じ。
見えないとビュンビュン飛ばして滑るわけにはいかず、もどかしいですが、
ソコは視点を変えて楽しみましょう。
「目で見るんじゃない、感じるんだ…」(気分は漫画の世界で)
と足裏の感触に集中し、漫然と板を踏んでいた感覚を見直すチャンス。
と、(アホな事を考えながら)
ポジションチェック&始業点検をしていると…
一瞬の雲の切れ間に入ったか、遠く頸城の山頂だけが見える景色が。
なかなか趣がありましたが、カメラマンの腕が足りませんな。
そして、時が進むと視界が広がる時間も多くなってきました。
麓から見上げて、絶望の雲を見ても諦めなった猛者たち、おめでとうございます。
さて、雪面の方ですが、昇温と雨ですっかりザラメ雪が育ちました。
前回ブログ当番だった半月前に、「パウダーひゃっほい」と書いていたのが嘘のように春の雪です。
気温が高すぎて、水分多めで、粘り気を感じる滑走感となっております。
凍るのと融けるのとの狭間が気持ちイイのですが、上手くいかないっすね。
こんなベトベトの春の雪と言えば、ちょいと汚れるモノ。
滑走面をよく見ると、染みだかゴミだかがペトっと。
この時期に滑ったら、シーズンアウト前には洗いましょう。
今シーズンはホントに寒暖差が激しいです。
1週間前はとおみゲレンデまで全面真っ白だったのに…。
じわじわと茶色の面積が増えております。
写真の足元の五竜スキー場コースの表のラスボスのエキスパートコース、
この勢いだと、来週には白いあみだクジ状態かな。
初クリア攻略を目論む方は今のうちかと。
(注:無茶な挑戦はご遠慮くださいね。)
こう高温の日が続くと急斜面のクラックもドンドコ進行していきます。
ゴンドラから見える閉鎖区域の様子です。
教本通りの全層雪崩の前兆が見えてますねぇ。
場合によってはウッディーコースや下山コースを規制することになるかもしれませんが、
その際はご了承ください。
さてさて、明日からパノラマコースでは赤牛の祭典の為の準備が始まります。
テクニカルコースでは週末のプライズテストの為に規制がかかっていますし、
とおみゲレンデではレーシングアカデミーのポールトレーニングがあります。
色々と不便をかけるかもしれませんが、ご協力をお願いいたします。
では、本日はサルノコシカケが合体してサルノハシゴとなっている写真でお暇致します。
ほな。