ストップかフィルムか@黒メット2017.04.04
プレパラートを使うのは不器用なので苦手だった黒メットです、こんばんは。
晴れました。春の陽気とはこのこと。
昨晩の吹雪が嘘のように、朝から暖かかったです。
でも、あの雪は幻ではなかったようで、
4月に似つかわしくなくしっかり積もりました。
雪が一定量以上積もれば、恒例のテストスキーこと雪崩れ切り作業です。
春シーズン体制で人数が少ないものの、そこをなんとかやりくりして、
やるべきことはちゃんとやります。
でも、作業中はいつもの5割り増しくらい忙しかったので、
作業中の写真がありません。すいません。
半日後の写真になってしまいますが、今日は大きく雪崩れることなく、
コロコロと雪玉が大きくなりながら落ちていく感じでした。
4月の平日にしては、なかなかの来場者数でした。
雪が降って、晴天、となればテンション急上昇になるとこですが、
気温が上がりすぎて、雪質イマイチ。
俗に言うストップ雪と滑走性の良いザラメ雪のミックス雪面。
黄砂も混じっていたようで、余計に滑らない…。
カックンカックンしながら滑っていましたわ。
とおみゲレンデは全面ストップ雪で、人気ありませんでした。
でも、雪の量は十分。今年の下山コースの寿命は長くなるかもしれませんね。
でもでも、多ければいいと言う人ばかりではないのです。
営業終了したリフトにとっては、残雪は整備の邪魔。
という事で、機械を駆使して剥ぎ取っておりました。
あちらを立てれば、こちらが立たず、ですな。
そんなこんなで、日が暮れてまいりますと、今度は雪が凍り始めます。
この凍り始めのフィルムクラストと呼ばれる状態は大変滑りやすく、
一部のパト隊員に人気の雪面となっております。
プレパラートを思い出した瞬間でした。
なお、フィルムクラストの寿命は短いので、
この後はすぐ分厚いクラストかアイスバーンになるので、お気をつけを。
今日は雪面のバリエーションが豊富でしたが、春っちゃまぁこんなもんです。
自然には敵わないので、状況に僕らが合わせて、苦難も楽しんでしまいましょう。
でも、無理は禁物。ケガには気をつけましょう。