沿革
(株)五竜 白馬五竜高山植物園 エイブル白馬五竜の歩み
- 1950年
- 神城スキー場として誕生
- 1973年11月
- 東洋初の「4人乗りゴンドラ(テレキャビン)」建設
- 1995年11月
- 現在の「8人乗りゴンドラ(テレキャビン)」へと架け替え
- 2000年6月
- 地域の方々と共に、アルプス平ゲレンデに高山植物の植栽を始める
- 2003年7月
- 「五竜アルプス山野草園」開園。白馬ALPS花三昧のメイン会場となる
- 2005年9月
- 「幸せの鐘」が「恋人の聖地」第一号に選定される
- 2007年
- ロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」の造成に着手
- 2009年6月
- ロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」に植物の植栽を開始
- 2010年6月
- 学術的な意味合いを濃くし、国際的に通じる植物園を目指し「五竜アルプス山野草園」から「白馬五竜高山植物園」へと名称変更
- 2010年7月
- ロックガーデン「スイスアルプス・ヒマラヤエリア」オープン ヒマラヤの青いケシの開花が始まる
- 2013年5月
- 長野県初の「日本植物園協会加盟」の植物園となる
- 2013年11月
- 白馬五竜高山植物園が「信州ブランド特別賞」を受賞
- 2015年4月
- エスカルプラザ前の「エスカルガーデン」がオープン
- 2016年6月
- 「(公社)日本植物園協会の第51回大会・総会」を白馬五竜高山植物園にて開催
- 2017年夏
- 白馬岳の絶滅危惧種の保全活動の開始
- 2020年3月
- 第7回信州おもてなし大賞にて、「大賞」を受賞
- 2020年6月
- 2000年の開園より、開園20周年を迎える
ごあいさつ
伊藤英喜(株)五竜 代表取締役社長
世界一の「高山植物園」を目指し、日本が、長野県が、白馬村が誇れる財産を未来に残したい!
自然豊かな白馬村。
その魅力を多くの人が感じられる、学べる場所として、多くの人が訪れて自然に心癒され、楽しんで頂ける場所として、白馬五竜高山植物園は2020年に開園20周年を迎える事が出来ました。
お客様はじめ、地域の皆様、長年ご協力を頂いた多くの方々に感謝申し上げます。
また、同年には「第7回信州おもてなし大賞」を長野県から頂きました。
当社の取り組みに共感して頂き、認められた事は、我々従業員と地域の仲間達の誇りです。
当園では、2000年当時から「持続可能な開発」を推進してまいりました。
2008年に環境マネジメントシステム「ISO14001」を認証取得し活動し、現在は 「SDGs」への取り組みへと進化しております。
これからも、次の20年、30年を目指し励んでまいります。
何卒、末永く皆様の心ある支援と協力を頂ければ嬉しく思います。
坪井勇人白馬五竜高山植物園責任者
子供の頃には昆虫採集が好きで、次第にその周囲の森林環境に興味を持つようになりました。
信州大学に入学後、土田勝義教授のゼミに参加し、白馬岳での高山植生の調査を始めたことから高山植物に興味を持ちました。
学生時代から白馬五竜において自然生態園を造成する計画に土田教授と関わり、卒業後も白馬五竜をより良くしたいという思いから入社し、現在に至ります。
日本植物園協会での活動においても、白馬の気候を活かした絶滅危惧種の保護や栽培などについても取り組んでいきたいと思っています。
土田勝義信州大学名誉教授 白馬五竜高山植物園顧問
信州大学勤務時代は、白馬岳の荒廃した高山植生の復元に約30年間取り組みました。 またネパールやブータンヒマラヤ、チベットの高山植生の調査に従事しました。専門は植物生態学です。
白馬五竜高山植物園は、日本一の高山植物の宝庫、白馬連峰や北アルプスに生育しているおもな高山植物が誰でも身近に観察し学習できる場所です。
また高山に登らなくても実感できる、現地の自然の姿をできるだけ再現した、白馬連峰高山植物生態園のコーナーがあります。
これだけ大規模な、充実した高山植物園は他に類がないでしょう。
まだ十分ではありませんが、時間を掛けてよりよい高山植物園となるよう助言をしていきたいと思っています。
森和男東アジア野生植物研究会主宰 白馬五竜高山植物園顧問
大阪府立園芸高校園芸科卒、六甲高山植物園勤務後に植物自由業となり植物に関する広範囲な業務に携わる。
植物や園芸に関係する人と人との両行な繋がりを築くことが、植物・園芸界の発展に必要と考え多数の会、植物園などを自由に行き来する。
長野県初の日本植物園協会会員である「白馬五竜高山植物園」では高山植物育成の地の利を活かして、本邦のみならず国際的な規模を持つ日本一の高山植物園をめざして顧問に就任させていただきました。