パトロールブログPatrol

卯月晴れ@黒メット2019.04.20

家のテレビ台の裏は配線20本以上がカオス状態の黒メットです、こんばんは。

 

本日、快晴無風。

春霞も無く、一足早い五月晴れでした。

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北アルプスの稜線もクッキリと見え、

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ザラメ雪もほどよく育ち、

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絶好の春スキー日和となりました。

 

 

リフトに乗っていると、あまりの心地よさに眠気が…。

居眠りでリフト落下なんてシャレにならないので、気を付けましょう。

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数日前に爆風の中でリフトに乗ってた時は一刻も早く降りたかったですが、

今日なら乗車時間も苦になりませんな。

 

今日は晴れた土曜日ということもあって、お客さんの入り込みも多かったです。

リフトが鈴生りになっていることもありました。

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ただ、リフト待ちもさほどなく、ゲレンデも思ったほど混んでなかったので、

ほどよい賑わいだったのではないでしょうか。

 

さてさて、一週間前は真っ白だったとおみゲレンデ、

今では白い所は半分くらい。

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この一週間、雪解けは加速し、

毎回降りるたびに難易度の低い間違い探しをするような感じで、

設置物が用をなす様に立て直して来ました。

 

そして、滑り込めなくなった所の設置物は撤収。

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大荷物で滑り下りていくパトロールの姿も風物詩ですな。

 

週間天気予報を見ると、もうしばらく寒の戻りも無さそうなので、

今後も雪融けがどんどん進むでしょう。

 

「雪が降る心配もなければ、雪崩の心配も無いだろう」、と思ったらそうでもないんです。

 

融雪期には「全層雪崩」、という危険があるのです。

 

こちらはウッディ―コースでその全層雪崩の名所となってしまっている所。

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「全層雪崩」は「表層雪崩」と違って人力での誘発が難しいです。

ただ「全層雪崩」は崩れ落ちる前に前兆があることが多いので、

その前兆現象が起きてきたら、規制をかけたりして対応することになります。

 

なので、下山コース閉鎖になるまで、「落ちるなよー…」と念を送りながら巡回しています。

 

もひとつ全層雪崩で気にするのは沢の水。

雨も降ってなく、茶色いのに水の量が少なくなると、

全層雪崩のせいで水を堰き止めてしまっている場合があり、

鉄砲水のリスクもあるので、こちらも巡回時にチェックしております。

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ついでにカワガラスかミソサザイがいないかもチェックしているのは僕だけだと思います。

 

さて、明日も曇り予報ですが、よきザラメ雪が楽しめそうかな。

ただグランプリコースで検定の為、一部セパレートをする予定です。

ご了承ください。

 

では、よい週末を。

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駄文。

いろんな鳥が囀り、春のお山は賑やかです。

こちらはホオジロ。防水コンデジズームの限界です。

でも、高価なデジイチ買っても滑るときは持ちたくないから、やっぱりこれが限界。

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