緑の調律日誌

高校の先生の研修が白馬五竜で開催されました!

2019/07/17

「令和元年度中信地区校長会が計画する高等学校初任者研修」

中信エリア(長野県の中部のこと。北信、中信、南信に分かれます)で、この春に高校の先生になられた先生方が研修に来られる機会です。

白馬村から南木曽町まで、全10校20名の先生方が来られました!

(白馬、大町岳陽、明科、松本筑摩、松本美須々ヶ丘、松本県ヶ丘、梓川、塩尻志学館、木曽青峰、蘇南)

白馬五竜高山植物園では2014年に開催して以来、今回で6回目の開催になります!

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まずは、白馬高校の臼井校長先生よりご挨拶。

白馬高校の最近の取り組みなど、熱心に語っていただきました!

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次は、?五竜の伊藤社長より皆様に熱いメッセージを込めて、民間企業としての姿、地域との連携など説明いただきました!

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これで私、白馬五竜高山植物園の坪井にバトンタッチいただき、植物園としての取り組みなどを説明した後でフィールドへと向かいました!

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朝方は晴れていたものの、散策する頃には雨。リフトに乗っている時は雨が止んでくれていました。

先生方は、学校登山の引率もする方もいらっしゃるもので、雨の日の方がある意味で練習になるのです・・・!

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コマクサを見たことが無い先生も多いようでした。

コマクサの花は、ただいま見頃。
植物園でどんな植物か知っていただいて、それから北アルプスのてっぺんへ向かうのも良いはずです!

6丁目

今年からやっているスタンプラリー。

熱心に集めて下さった先生方もいらっしゃいました!

スタンプラリーは、学びつつも、歩く理由にもなって、子供も大人も楽しめるのです。

7月分

ロックガーデンは、自社の重機と社員で造り上げたのです。

それを造った経緯、終わりなき完成を目指す在り方など、ご説明させていただきました。

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午後は除草作業をしていただきながら、植物園の実際を知ったり、交流を深め、達成感を味わう予定でしたが、雨だったので室内での話に振り替えました。

私ばかりが喋っていてはつまらないはずなので・・・さて、皆様にもお話いただきましょう。

私が指定したテーマは「植物に関する思い出話」。

「昔に朝顔を枯らしてしまった・・・など何でもいいですよ!」と言ったものの、皆様予想以上に多方面に渡る話題が飛び出てきて、熱心に語って下さいました!

植物は、食べること、育てること、使うこと、見ること楽しむこと、
色々な付き合い方があるのだと、改めて感じました。

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最後は再びエスカルプラザに戻り、全体の感想を言っていただきました。

楽しみつつ、学んでいただける内容を、ひとまずは出来たようです。

 

毎度の事ながら、先生の先生役を務めさせていただくのは恐縮です(あくまでも「役」なのですが)。

 

私は、自分の頭が良くないことを知っています。

そして、頭のいい人は、頭のいい人にしかわからない説明をすることが多いのも知っています。

そういう説明を受けると、頭の良くない自分は理解に時間と手間を費やした後に「ああいう伝え方をすればわかりやすかったのに・・・」と感じたりするのです。

自分が説明する側に立つ時は、相手の理解や事前知識を考えて、必要なことを手順を踏まえてお伝えしたいと思っています。

「教える」というよりも、自分が体験したことを自分の言葉で「伝える」ということで。

そして実践する際には、飽きないように、ストーリー立てて、しっかり話せるようになれれば良いのでしょうね。

それが結果的に良い時間を共有することになれば、嬉しいものです。

 

 

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参加して下さった皆様、ありがとうございました!

何かひとつでも感じ取っていただけたら幸いです!

毎回20名くらいの先生が参加されるので、長野県内には120名くらい研修を受けた先生がいらっしゃるということですね。じわじわと、白馬五竜の特色が広まればいいな、と思っています!